ガラクタの寄せ集めでできた驚くほど写実的な肖像画
アーティストZac Freeman氏の作品「Assemblage」シリーズは、ジャムの瓶やペットボトルのフタ、ビールの王冠、使い捨てのカトラリー、フィルムケース、ボルトやナット、どの服についていた物かわからない「はぐれボタン」や家のどこかからひょっこり出てきたレゴのピース、不要になったリモコン、ペンのキャップ、パンの袋をとめるクリップ、子どものころ遊んだ鉄道模型の線路、おぼちゃの兵隊など、ありとあらゆる「ガラクタ」を寄せ集め、木の板にグルーガンで接着したもの。
近くで見ると不規則にはり付けられたゴミの寄せ集めにしか見えないのですが、少し離れた位置から全体を見ると、人物の特徴を的確にとらえた写実的な肖像画となっています。
画像は以下から。Zac Freeman art
「Ryan」(2009年)というの作品の細部。これを見て肖像画と思う人はいないのではないでしょうか。
しかし遠く離れて見ると、かなりリアリスティックな肖像であることがわかります。
「Jerry」という2007年の作品。
細部。左目の部分のようです。
「Garrett」という男性の肖像(2009年)。
唇の部分の拡大。
「Holly」という女性の肖像(2009年)には……
「Holly」の文字が隠されています。
「Dave」(2000年)
「Dave」の細部。
「Courtney」(2008年)
「Courtney」の細部。どこの部分かわかるでしょうか?
「Chuck」(2007年)という作品には……
銃を構えたおもちゃの兵士が隠れていました。
「Bryan」(2007年)
レゴの人形を発見。
2008年の「Self Portrait」はZac Freeman氏の自画像。
細部。ペットボトルのフタらしき物に入った星形のボタンや動物の人形など、近くで見ると意味がないように見えるパーツも、遠くから見るとその色や形が肖像画の一部として生きている、計算しつくされた配置のようです。
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in アート, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article Surprisingly realistic portrait made up ….