縄で縛られ棒で押さえつけられる、サーカスの子象が舞台裏で受けている衝撃のレッスン

「Ringling Bros. circus」というサーカス団で愛らしさを振りまく象たちが、舞台裏で受けている恐るべきトレーニングの様子が公開されていました。
縄で子象の手足を縛ってムリヤリ広げたり、かわいいポーズを取らせるために専用の棒で押さえつけたりしています。この訓練方法が業界のスタンダードなのかどうかは定かではありませんが、このサーカス団に対する抗議サイトまで存在するということはそれだけひどい手法だということなのかもしれません。
子象が虐げられているように見える画像ばかりなので、苦手な人は閲覧に注意してください。
過酷というレベルではない訓練の様子は以下から。How Baby Elephants Learn Tricks (24 pics) ≫ Izismile - Pictures, videos, games and more
子象の足にタオルっぽい布が巻かれ、その上から複数人が棒でぐいぐいと押しやっています。サーカスの動物は主にムチでしつけられているイメージがあったのですが、ずいぶん直接的な手段が取られていて驚きます。

縄で後ろ足を縛りつけ、前足は棒で押されています。子象が抵抗しているように見えるのは気のせいでしょうか……

この状態が、訓練を受ける子象の一般的なスタイル、なのでしょうか。

薄暗い密室の中に、何匹もの子象が縄で縛られています。

どういう目的の訓練なのか読み取れませんが、楽しそうでないことは火を見るよりも明らかです。

一応象の足をタオルで守っているのは、調教師たちの良心なのか、はたまた傷ついてしまってはショーに出られないからという理由なのかは分かりません。

伏せの姿勢を取らせようとしているようなのですが、痛々しくて見ていてつらくなります……

子どもとはいえ怪力の持ち主である象なので、かなり太いロープが胴まわりに1本、手足にもなかなかの強度がありそうなものが巻かれています。

これだけの縄で身動きを封じられているため、訓練中、象はほとんど自由に動けない状態にあるようです。

調教師らしき男性が子象に近づきます。

子象がべたりと地面に横たわってしまいました。訓練に嫌気が差したのか、それとも体力の限界に達したのか。

大人数人がかりでもなかなか起こすことはできません。


別の子象も寝転がってしまいました。これも必死の抵抗の形なのかも……


何だかもう大わらわの展開。

玉乗りや台でポーズを決める時のポーズに似ています。こうやって教えられているかと思うとちょっと複雑。

鼻がもっと上を向くように棒で押し上げています。ここまでずっと訓練における「ムチ」の部分しか写っていないわけなのですが、「アメ」の部分はないのでしょうか。

いろいろと無理な体勢も、数人の調教師が押さえつけて教えているようです。逆立ちが1番つらそうです……





これだけ過酷な訓練を受けていれば、途中で横たわってしまうのもやはり無理はありません。人々を楽しませるためのサーカスのいわば舞台裏とも言えるものですが、実際は象たちにきちんとした世話が施されているのを願うばかりです。

このサーカス団に対して、抗議する目的で作られたウェブサイトが存在します。写真もこちらのサイトにより多く掲載されているのですが、果たしてこのサーカス団が特にひどいのか、それともたまたまここがやり玉に挙げられているだけなのかどうかが気になるところです……
Ringling Brothers Circus' Over-the-Top Cruelty | RinglingBeatsAnimals.com
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