他人の無線LANにタダ乗りできる“無銭LAN”機器を販売していた業者、逮捕へ
大阪府警が、他人の設置した無線LANを無断利用(タダ乗り)する機器を販売していた電気機器販売店経営者らを電波法違反幇助の疑いで逮捕する方針を固めたそうです。
機器は“無銭LAN”などと呼ばれ、「インターネットが無料で使える」という謳い文句で販売されていました。
詳細は以下から。
「無料でネット」と違法無線LAN販売 容疑で業者ら逮捕へ 大阪府警 - MSN産経ニュース
MSN産経ニュースによると、大阪府警は日本橋の電機機器販売店経営者ら数人を、電波法違反(無線局の無許可開設)幇助の疑いで逮捕する方針を固めたそうです。
経営者の男らは、他人が設置している無線LANのアクセスポイントを発見して暗号を破り無断で利用できる機器を「無料でインターネットが使える」というフレーズで販売していました。「タダ乗り」「無銭LAN」で、機器販売の業者が摘発されるのは異例。
機器は海外製で、電波法で定められた上限の数十倍の電波を出して無線LANを勝手に拾うことができるようになっていました。ちなみに、今回は日本橋での摘発になるようですが、秋葉原でも普通に売られています。
機器は2009年10月に登場、12月にはモデルチェンジをするなど、かなりの売れ行きを見せていたようです。
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