白ブリーフ215枚重ね履きで世界記録を達成した10歳児
ニューヨーク州オレンジ郡Warwickの少年が、自分の10歳の誕生日パーティーで下着の重ね履きのギネス記録に挑戦し、見事215枚という前人未到の大記録を樹立したとのこと。
なぜそんなことを……と理解に苦しむ向きもあるかもしれませんが、友人や家族の声援を受けて記録に挑戦する姿を伝えた地元ニュース番組の映像は、ちょっと笑えて元気が出るニュースとして人気を博しているようです。
詳細は以下から。ニュース映像は以下から。
YouTube - New underwear world record!.flv
うずたかく積み上げられたブリーフ。これまでの重ね履きのギネス記録は200枚とのことで、201枚で新記録となるのですが、今回はそれを上回る215枚のブリーフが用意されました。
記録に挑むのはこの日10歳の誕生日を迎えたジャック・シンガー君。ブリーフも百枚単位になるとかなりの重さとなるため、バランスをとるためイスの背につかまっています。
ちなみにこの日はとても暑かったそうで、扇風機を手に持ちジャック君に向けて風を送る人の姿も見えます。
てきぱきと一枚ずつパンツを上げる両親の手で、どんどん巨大化していくパンツの塊。
はじめのうちは微妙な表情で見守っていた子どもたちも……
記録達成が見えてくると「Go Jack! Go Jack!」と大声援を送ります。
195枚を履いたところでジャック君の足のしびれが限界に達し、残り20枚は横たわった状態で履くことに。
そしてついに215枚目。
見事215枚の重ね履きに成功しました。これだけの枚数を履くのに18分かかったとのこと。
大歓声がわき上がり、偉業達成の興奮に包まれます。
ボクシング映画か何かの感動的シーンのようです。
「記録を破ったなんて信じられないよ。最高の気分だ!」と興奮気味に語るジャック君。ちなみに誕生日パーティーに招待した友達には「プレゼントは要らないから現金を持ってきて」とリクエストしたそうです。
……と聞くと嫌な性格のようですが、これは集まったお金を募金して5年前にイラクで負傷した海兵隊員エディー・ライアン軍曹を助けたいとの願いから。
両親もとても誇らしげです。「今日はとても暑かったし、大勢の人の注目にジャックが耐えられるか心配だったのですが、みんなの応援が力を与えてくれたのだと思います」とジャック君の母メリッサさんは語っています。
忘れられない誕生日となったのではないでしょうか。
ちなみに記録は現在審査中で、正式に認められギネスブックに載るにはしばらくかかるとのことです。
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