メモ

現代アフリカの部族間抗争ではみんな洋服を着て弓矢やナイフで戦う


最近の戦争では、ミサイルをはじめとした遠隔攻撃をする手段の進化によって、兵士が互いに顔を見る前に戦いが終わってしまうようなケースが多くなっていますが、アフリカでは弓矢やナイフを使った血で血を洗うような接近戦が今もなお行われています。

詳細は以下。
AFP: A war of bows and arrows in the heart of Kenya's crisis

Kenyan Tribes Wage a War With Bows and Arrows - Photo Essays - TIME

この戦いは、2007年の大統領選挙の後、1500人以上の死者を出したと言われる「ケニアの危機」のさなか、マサイ人とカレンジン人の間でおこなわれたもの。同国のマラソン代表選手が毒矢で殺されるなどなど、かなり無軌道な暴動が発生したという記録もありますが、この戦いは伝統にのっとった戦争のやり方で行われたそうです。

戦いの舞台となったのは、マサイマラ国立保護区トランスマラ州のオルメリル谷。


武器の準備をするマサイ族の戦士。


戦いの指示をするマサイの男性。伝統により、戦いは夜明けとともに始まり日没と共に終わります。


オルメリル谷を挟んで矢を放つマサイ族の戦士。基本的に村中全員参加で男は直接戦闘に参加し、女は見張りを行うのだそうです。


地元警察によると、弓矢が狩猟以外で使われるのはとても珍しいことだそう。マシェット(山刀)よりも威力があり対人兵器として有効だということに最近気付いたのではないかとのこと。


意外なことに接近戦はほとんど行われないそうですが、危険かどうかというのは話が別。矢が顔に刺さってしまった戦士もいます。


弓矢やマシェットだけでなく、スリングによる投石も武器になります。


カレンジン人は「戦場で戦うのは正しいことだと信じている。夜は戦わない。夜の戦いはよくない」と述べています。


互いの部族の中に知り合いがいるケースもあるとのことで、相手の中に知り合いを見つけたような場合は、互いに戦わなくても済むように戦地を移動してしまうとか。また、このような抗争の間も対話・交渉は続いており、かなりの頻度で携帯電話によるテキストメッセージの交換が行われているとのことです。また、次の襲撃の時間などの情報も共有しているようです。


日が暮れると帰宅。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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