おなじみのセリフとリアルな顔面が印象的な「ジョジョの奇妙なスタンドコレクション～ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風～」

バンダイが展開している「マスコレ」シリーズの「ジョジョの奇妙なスタンドコレクション～ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風～」が届いたので、さっそく開封して組み立ててみました。「マスコレ」はさまざまなヒーロー達の「マスク」を卓上のコレクションに適したサイズで精巧に再現したもので、ジョジョ第5部に登場するスタンドの頭部と名ゼリフがフィギュアになっています。

各スタンドには通常のものと石こうカラーバージョンがあり、それにシークレット1種類を加えて全27種となっています。今回はカラーバージョンのフィギュア全種類をレビューしてみました。

詳細は以下から。
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箱はこんな感じ。

フィギュア全種類の写真が印刷されています。

対象年齢は15歳以上。

箱の開封口にはブチャラティのジッパーがあしらわれて、凝った作りになっています。

べりっとめくるとよりそれっぽい感じに。

開封。

アリアリアリアリアリアリアリアリアリ

たくさん並ぶと壮観です。

パッケージの側面にフィギュアのビジュアルが。カラーなので外側の箱よりはっきりしてわかりやすいです。

反対側の側面はすべてミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」が占領しています。

こちらは完成時のイメージ。セリフのふきだしを台座に指し、作品の世界を表現できるとのこと。

パッケージの片隅にこんな一文が。メローネの口癖「ディ・モールト（イタリア語で非常に、という意味）」を使いつつ造形を褒めたたえています。

箱の裏側には組み立て方が印刷されています。シークレットの組み立て方もばっちり載っています。

台座には支柱がついていて、突起のある形状をしています。

フィギュアの側には同じ形の穴が空いており、突起にひっかかることによって角度ががちっと決まるようになっています。

ふきだし部分はこんなパーツで構成されています。支柱がちょうどフィギュアの後ろに隠れるように設計されているので、ふきだしがまるでマンガみたいに浮いてみえるようになっています。

ふきだしパーツ裏側の穴に支柱の突起をはめこみます。

そしてこのふきだしを台座からちょっとはみ出しているこの部分に差し込むと完成。

ちなみに台座の穴の形は共通なので、ふきだしの交換も可能。こんな訳のわからない状況も作れます。

さっそく組み立てていきます。第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」。戦闘時のセリフ「無駄無駄無駄無駄」がふきだしにびっしり。

ブローノ・ブチャラティのスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」。

外装の箱にもあしらわれていたジッパー。躍動感があります。

トリッシュ・ウナのスタンド「スパイス・ガール」。セリフのルビまで原作に忠実です。

ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」。頭部の色は塗りにくそうですが、巧みにグラデーションをかけています。

デジタル表示のタイマーが印象的なレオーネ・アバッキオのスタンド「ムーディー・ブルース」

パンナコッタ・フーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」。フーゴは主人公チームの一人ながら、途中でチームを離脱してそこで行方不明になりました。「パープル・ヘイズ」があまりに強すぎたため、作者も扱いづらくなって外されたのでは？という俗説が囁かれたほどに強いスタンドでした。

ジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」の進化形、「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」

ここからは「セックス・ピストルズ」のオンパレード。まずはNo.1。

No.2はくいしばった歯が印象的。

No.3の気性の荒さがよく分かる造形。

No.5はかなり特徴的な目つきをしています。一人だけ垂れ目だからかよく目立ちます。

かなりりりしいNo.6。

ぐりぐりとした目のNo.7。

No.4はもともと原作でも不在のため、「セックス・ピストルズ」が全員そろいました。がやがやとにぎやかな雰囲気。

ちなみにシークレットはナランチャ・ギルガのスタンド「エアロスミス」。このシリーズ中唯一の人型ではないスタンドで、ふきだし部分もイラストが大きく用いられるなど、かなり特徴的な構造になっていて、シークレットらしい特別感があります。

ちなみに石こうバージョンはこんな感じ。カラーとはまた違った質感が楽しめます。頭部のみのコンパクトな作りですが、造形はかなり細かく、どれもリアルに作り込まれています。数を集めるとふきだしの威力も伴ってかなりの存在感を放つので、ジョジョの世界観に愛着のある人にはたまらない一品なのではないでしょうか。