DIYでここまでできる、究極の「スター・ウォーズ」コスプレ

SF映画「スター・ウォーズ」には数多くのキャラクターが登場するため、海外のコンベンションではかなりメジャーなコスプレのネタ。特に帝国軍については全世界規模のファンクラブが存在し日本にも部隊が駐留しているという事態になっているわけですが、そんなエネルギッシュなファンが、手作りでここまでやるか、と言わざるを得ないコスプレ衣装を作りだしました。
詳細は以下。
Scott Holden's Tauntaun Costume
イメージはこれ。シリーズ第2作「帝国の逆襲」冒頭で原住生物トーントーンにまたがって斥候に出たルーク・スカイウォーカーを目指します。

何事もまずは設計から。ファンが作成したトーントーンの3Dデータをもとにフレームの設計と各部のサイズを決定します。

まずは頭部から。金網に石膏を盛って削り出す。

こんな感じで完成。これが雄型になります。

シリコンで表面を覆っていきます。

型全体がシリコンで覆われました。

剥がすとこんな感じ。

さらにビニールをかぶせて……

発泡ウレタンで覆います。

木枠で囲みます。

雌型が完成。

型から抜いた頭部。

次に3Dモデルデータからフレームを作成。立体形状をうまく作るための木の台も手作り。

リュックサックのフレームと塩化ビニルの水道管で作られた胴体部分を結合。

足の長さを補うための延長脚。スノーボードのビンディングで足に固定されます。

こんな感じで胴体部分は肩で支えられ、足は自由に動かせる仕組みになります。

出来上がったフレームにフェルトの布をかけて、必要な毛皮を量ります。

フェルトを型紙にしてアクリルの毛皮を切り出し、貼り付けていきます。

毛皮は内側からタイラップで固定。

エアブラシで陰影を付けて頭部をデコレーション。

完成形。

ちなみに原作ではトーントーンの腹部を切り裂き、中に入って寒さをしのいで救助を待つ……というシーンがあるのですが、製作中、足の調整をしているときにうっかり転倒、フレームにはさまって抜けられなくなってしまい、あわやそのシーンまで再現してしまうところだったとのこと。究極のマニアはやはりひと味違います。
・関連記事
スターウォーズと名画が融合した作品いろいろ - GIGAZINE
バロック調で描かれたスターウォーズのキャラクターいろいろ - GIGAZINE
バンブルビーからカマロへ本当にトランスフォームするコスプレ - GIGAZINE
スターウォーズのロックコンサート - GIGAZINE
ゲームもプレイ可能なゲームボーイのコスプレ - GIGAZINE
熱いハートが炸裂している燃えるコスプレイヤーたち in ワンダーフェスティバル2009[夏] - GIGAZINE
猛暑なのに全身を包む重装備で来てたコスプレイヤーたち - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in メモ, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article The ultimate "Star Wars" cosplay that ca….