データベースが遅くなった原因を自動的にスキャンして分析するフリーソフト「Trace Analyzer for SQL Server」

Windows XP SP1/VistaとWindows Server 2003/2008の32ビットおよび64ビット版で動作し、SQL Server 2005/2008のデータベースを分析することで速度が遅くなってしまった原因を見つけてくれるのがこのフリーソフト「Trace Analyzer for SQL Server」です。インストールして起動させるには他に「.Net Framework 3.5 SP1」と「Microsoft SQL Server Compact 3.5 SP1」も必要です。
数百あるいは数千もあるファイルイベントをトレースしたり、サーバに過負荷をかけているバッチがどれが特定したりするわずらわしさから解放してくれるはずです。
ダウンロードは以下から。
DBSophic | Trace Analyzer for SQL Server
http://www.dbsophic.com/traceanalyzer
開発したのはDBSophic社となっており、このソフトを使うことによって多数のトレースファイルを分析したり、テーブルを素早く正確にトレースするのを助けてくれます。数分以内にすべてのイベントをトレースして分析、グループ化などを実行、ツリー形式でわかりやすく表示してくれます。
さらに特定のパラメーター値のセットにドリルダウンし、リソースをたくさん消費してデータベースを遅くしているバッチか特定のパラメーター値セットを正確に示すことができるそうです。
「Microsoft SQL Server Compact 3.5 SP1」がないとこのようにしてインストールが続行できなくなるので、まず最初にインストールしておきましょう。

「次へ」をクリック

「同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリック

「インストール」をクリック

「完了」をクリック

次にこのページの右上にあるボタンをクリックしてインストーラをまずはダウンロードします

これがインストーラ本体

「Next」をクリック

上にチェックを入れて「Next」をクリック

「Next」をクリック

「Install」をクリック

「Finish」をクリック

本体が起動します

こんな感じ

新しく分析を開始するにはこのボタンをクリック

ファイル名を決めてから「OK」をクリック

するとこうなります

あとはトレースファイル(*.trc)を読み込ませるか、テーブルを選択するかのいずれかを行えばOKです

トレースデータを含んだテーブルを選ぶ場合はこうなります

最終的にはこのようにして解析結果が表示されるというわけです

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in レビュー, ソフトウェア, Posted by darkhorse
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