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陪審員同士のセックスが判断を狂わせたとして、有罪判決を受けた男が再審を請求


アメリカで、陪審員同士が性交渉をもったことが判断を狂わせたのではないかとして、有罪判決を受けた男が裁判のやり直しを求めています。日本でも裁判員制度に対し様々な問題点が指摘されており、興味深いケースといえます。

詳細は以下。
12/22/2008 - St. Louis killer wants new trial on claim that jurors had sex - STLtoday.com

8年前に、ガールフレンドの母親を刺殺したとして終身刑の判決を受けたRoberto Dunn氏とその弁護士Lisa Stroup氏は、裁判長に対し陪審員同士のセックスが判決に対する影響を与えた可能性があるとして再審を求めています。


判決の直後、裁判長に対し陪審員の一人から、他の陪審員同士が公判中に滞在していたホテルでセックスしていたと手紙での告発がありました。また、陪審員を護衛していた警察官同士も性交渉をもっていたと手紙にはあり、当時の弁護士はこの手紙を元に審議のやり直しを要求しましたが裁判長により却下。しかしこの裁判では、他にも陪審員同士の会話を警察官が聞いてしまうなど手続き上様々な不備があったということで、Stroup氏は「前の弁護士は不備についてもっと強く追求すべきなのにそれを怠った。Dunn氏が適切な弁護を受けられていなかった可能性がある」と裁判長に訴えています。

陪審員どうしのセックスを禁止する規定はありませんが「死刑になるかどうかを判断する裁判では、陪審員はもっと真剣であるべきではないか」と告発した当時の陪審員のJennifer Thompsonはコメントしています。裁判長は今月初めThompson氏から証言を聴取、他の目撃者からは来月9日に聴取し、再審するかどうかを判断するようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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