携帯電話を投げ捨てたくなる8つの理由
携帯電話の普及によって人々の生活は格段に便利になりましたが、その反面、多くの人々が携帯電話を持つことによって、かえって不便さや煩わしさを感じたことがあると思います。
今回は携帯電話を投げ捨てたいと思ってしまう8つの理由を紹介します。
詳細は以下の通り。
Ten Reasons To Throw Away Your Cellphone
この記事によると、携帯電話を投げ捨てたくなる理由は以下の通り。
1.生活がさらに複雑になる
携帯電話は常に電子メールや着信記録、予定などのデータを保存しており、スケジュールを確認するために絶えず小さな画面とにらめっこしなければならないため。
2.とても高価である
トータルの所有コストを考えると、年間1000ドル(約12万円)や、スマートフォンの場合2000ドル(約24万円)近くかかるため。
ちなみに日本で仮にNTTドコモの「ひとりでも割50」を使って、一番安いプランの「タイプSS」を新規契約した場合、基本使用料は月額1890円(税込)で済みますが、もし端末に搭載されているフルブラウザなどでのパケット通信が定額になる「パケ・ホーダイフル」に加入すると、基本使用料は途端に月額7875円となり、1年で94500円支払うことになります。その上、それとは別に端末代と新規加入手数料が必要です。
3.一方的な契約に従わなければならなくなる
携帯電話を契約すると、通信会社が決めた一方的な契約条件に従わなければなりません。これはかつてボーダフォンがユーザーに約束しておきながら一方的に破棄した「ボーダフォン10の約束」などを見てみると分かりやすいかも。
4.都合に関係なく、いつでも連絡を取られるようになる
携帯電話の電源を入れている限り、いつでも誰かが用があるときに連絡が付いてしまうため。だからといって携帯電話の電源を切ると、電話が通じないことに対して不審に思われるため、切りたくても切れないというのもあるようです。
5.バッテリーを気にし続けなければならない
ずっと電源を入れておくためには、電池が切れてしまわないように絶えず充電が必要なため。燃料電池や小型の使い捨て原子炉のようなバッテリーが登場することを祈るばかりです。
6.絶えず居場所を知られてしまうおそれがある
GPS搭載の携帯電話などをポケットに入れていると、通信会社や政府などの公権力の人間に常に居場所を知られてしまうおそれがあるため。確かに自分の知らないところで自分の動きが把握される可能性があるというのは、少し気持ちが悪いかもしれません。
7.公共の脅威となるおそれがある
車を運転しながら電話やメールをする一部の人々のせいで、安全が脅かされている側面があるため。日本でも違法とされましたが、時折携帯電話を操作しながら運転している人が見受けられますね。
8.着信音が憂鬱をもたらすかもしれない
公の場所で他人の携帯電話の着信音が鳴り響いて、憂鬱な気分にさせられることがあるため。確かに映画館や図書館といった場所で、周囲から携帯電話の着信音が聞こえてくると、憂鬱を通り越していら立ちを感じます。
しかしこれだけの理由があったとしても、我々の日常生活に欠かせないことから、投げ捨てることができないのが携帯電話という存在のようです。
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