女子高生作という宣伝文句の官能小説は盗作で、しかも作家は男子高校生
インターネット書籍販売サイト「でじたる書房」で販売されていた官能小説の一部が盗作であることが判明しました。しかも、「女子高生が書いた」という話だったのに、その執筆者とされていた人物は実は男子高校生だったというオマケつき。一体何がどうなっているのやら。
詳細は以下の通り。
asahi.com:「女子高生作」小説、盗作と判明 電子書籍サイトが削除 - 社会
電子書籍 電子出版エージェントのでじたる書房
でじたる書房によると、「綾波美夏」という女子高生が書いた官能小説5本について、盗作であったことが判明したために作品を削除したとのこと。もとの作品を書いた作家のうち、安達瑶氏が資料ページを作成しています。見たところ、登場人物の名前まで同じ。盗作というか、丸々コピーしているようです。
「美姉妹 秘蜜交姦」盗作問題資料
また、女子高生が書いたという文句で売られていたにもかかわらず、「綾波美夏」という人物が男子高校生であったことも判明。著作権者がこの人物との話し合った結果、全面的な謝罪と、二度と著作権侵害行為をしないという誓約書を書いてもらったそうです。
この「綾波美夏」という人物の作品のタイトルで検索をかけると、Amazonなどで同名の小説が引っかかるという状況らしいのですが、20冊以上も出てから気付くというのはいったいどういうことなのでしょうか…。
・参考リンク
安達瑶氏のサイト。トップに盗作事件についての経緯や検証、公式見解へのリンクがあります。
Digital Adachi-main
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