カカクコムが一橋大・東大・京大の合同研究プロジェクトにデータ提供
一橋大学、東京大学、京都大学の経済学者11名が2006年4月にスタートさせた5年間の研究プロジェクトで物価変動と企業の価格設定行動の相互依存関係を解明するのが目的で、現実世界の取引だけでなくネット上での商取引も重要な部分を占めると考え「価格.com」のデータを収集することになったそうです。
カカクコムが提供するデータの詳細は以下から。カカクコム、一橋大・東大・京大の研究者による合同研究プロジェクトへ『価格.com』データを提供(PDF:30.3KB)
「価格.com」から提供するデータは以下の2種類。
・リアルタイムクリックログ
ユーザーが価格.com登録店へのリンクをクリックして店舗のホームページに移動した際の履歴。
・「リアルタイム価格更新ログ」
価格.com登録店舗が、どの製品に、どのタイミングで、いくらで価格登録の更新を行ったかの履歴。
「価格.com」サイト内のログデータを蓄積するシステムをこのプロジェクトのために新たに開発したそうです。ログデータを見るだけでも面白そうなので一般にも公開して欲しい。
研究プロジェクトのサイトは以下。
日本経済の物価変動 ダイナミクスの解明
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