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写真共有サイト「Flickr」はどのようにして始まったのか?


読み方は「ふりっかー」です、念のため。

Welcome to Flickr - Photo Sharing
http://www.flickr.com/

そもそもの発端は、構想中だったオンラインゲームのプレイ画面をリアルタイムにキャプチャしてアップロードし、みんなで共有するのが目的だった…とのこと。ところが実際にゲームの開発前に試しに手持ちの画像をアップロードできるこの機能だけをリリースしたところ、クチコミであっという間にユーザーが増え、Yahoo!に買収されて今に至る、というわけです。

詳細は以下の通り。USATODAY.com - Flickr of idea on a gaming project led to photo website

最初は「失敗すると思う…」といった感じで、まさかここまで広く受け入れられるとは思っていなかったようです。特に大躍進したのはYahoo!に買収されてからで、2004年12月から2005年12月までの成長率は実に448%!利用者数は3400万人!現時点で少なくとも1億枚を超える写真が共有されているとのこと。

Flickrの特徴は単に写真をアップロードできるだけではなく、「タグ」を付けられる点。このタグは写真をアップロードした人だけでなく、閲覧している人も付けることが可能。そのため、自分が思っているジャンル以外のジャンルからも閲覧者が来るのでどんなに古い時期にアップロードされた写真であっても適切にタグが付けられていればコンスタントに見られるというわけです。同様にコメントも付けられるので、簡単なオンラインアルバムとしても機能し、このコメントが付けられるという機能ゆえに、簡易ブログとしての側面も持ち合わせることになったわけです。しかもかんたんにアップロードしてコメントを付けてすぐに共有できるので、あとはそのアドレスをメッセンジャーやメールで友だちなどに教えればすぐに見てもらえるというわけ。特に複数人に教えたい場合には最適で、わざわざ実体の画像ファイルを添付する必要性がないので簡単に教えることができるというわけ。

また、タグとして一般的な名詞だけでなく、個人的な言葉、たとえば生まれたばかりの赤ちゃんの名前をタグとして登録し、その赤ちゃんの写真をアップロードしまくれば、あとから赤ちゃんの名前でタグ検索すればざっくりと一覧表示できるという仕組み。これが意外に使い勝手がよく、非常に便利とのこと。

ほかに詳しく解説しているのは下記の記事です。

ブロガーに人気の写真共有サイト『Flickr』

それぞれのグループが好きな写真を選んで集めておけるという方法のおかげで、投稿されてから長い時間が経った写真でも、見てもらうことができる。

「多くの写真サイトと違うのは、写真が投稿されてから時間がたっても決して埋もれないところだ。他の写真サイトでは、投稿して1ヵ月もたった写真は誰にも見てもらえない。しかしFlickrなら、写真はつねに動的なグループによって共有されているし、誰かが検索すれば[タグなどが一致する写真が]表示される」とフェイク氏。

Flickrにはまた、写真を投稿した本人が、その写真の利用範囲を設定できる機能がある。たとえば、自分以外のメンバーが利用できないようにしたり、招待した人だけで構成されるグループに利用を限定したりできる。


なお、厳選された写真だけが見たいのであればこういうファンサイトもあります。

Flickr.org
http://www.flickr.org/

自分もFlickrやってみたいなーという場合は下記のサイトの説明がわかりやすい。

Blog-tea: Flickr!の始め方簡易マニュアル

ついでに、Flickrのロゴ画像が気に入ったなら作成も可能。

Flickr ロゴメーカー

GIGAZINEもFlickr風味に。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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