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メジャーリーグがAWSの機械学習技術を用いて試合中のさまざまな情報をリアルタイム放送に反映へ

by Brandon Mowinkel

アメリカのメジャーリーグ(MLB)がAmazon Web Services(AWS)との連携を深めて、機械学習技術を用いてセイバーメトリクス分析情報などをリアルタイムにテレビ放送やネットに統合していくことを発表しました。

MLB, Amazon Web Services continue partnership
https://www.mlb.com/news/mlb-amazon-web-services-continue-partnership/c-286242678


Amazon, MLB add machine-learned stats to cloud deal
https://www.reuters.com/article/us-amazon-com-mlb/amazon-mlb-add-machine-learned-stats-to-cloud-deal-idUSKBN1K71JW

MLBは選手やボールの動きを分析する技術・スタットキャストですでにAWSと協力関係を結んでいますが、今回、さらに関係を拡張し、インタラクティブなユーザー体験を生み出す新技術をメジャーリーグの試合が行われる30の球場へと広げていく予定。テレビや公式サイトのMLB.comやアプリ「MLB At Bat」へも、さらに詳しい統計データが統合されることになります。


新技術の具体例の1つが「リアルタイム投手ヒートマップ」。投手が特定の状況下でどういったピッチングをするか、球場別・時間別・天気別での成績はどうかといった情報をまとめた上で、次にどういう球を投げ込むと予想されるかまで表示することもできる見込み。

MLBでは、ポストシーズンが始まる2018年10月には最初の統計情報の提供を開始したいと意気込んでいます。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by logc_nt

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