ソニーがサブウーファー&ツイーター内蔵の超短焦点4Kプロジェクター「LSPX-A1」を発表
アメリカ・ラスベガスで開催されているエレクトロニクスショーCES 2018に、ソニーが4K対応の超短焦点プロジェクター「LSPX-A1」と手のひらサイズの小型プロジェクター「MP-CD1 Mobile Projector」を出展しています。
4K Ultra Short Throw Projector | LSPX-A1 | Sony US
https://www.sony.com/electronics/projector/lspx-a1
Sony Introduces Vivid Compact Mobile Projector | Sony
https://blog.sony.com/2018/01/sony-introduces-vivid-compact-mobile-projector/
◆LSPX-A1
4K(4096×2160)解像度で映像を出力するプロジェクター「LSPX-A1」。どれがプロジェクターかは一目ではわかりませんが、壁の前にあるテーブルのような物体がLSPX-A1です。
壁面に置かれたLSPX-A1は、最大120インチの4K HDR大画面を壁に投射可能。
さらに振動板の端面に配置された加振器が音の出る方向に対し垂直に加振し、音波を発生させるソニー独自の「Advanced Vertical Drive Technology(アドバンスドバーティカルドライブテクノロジー)」に対応するガラス製ツイーターによって、空間全体に音を広げる音響を実現。
また、「人工大理石の天面や木目調の棚などを使う事で家具のように居住空間になじむ佇まいを実現」するとのこと。
リモコンも丸みを帯びたデザインを採用しています。
LSPX-A1はソニーが提唱する、空間を変えることで暮らしに新しい体験をつくりだすコンセプト「Life Space UX(ライフスペースユーエックス)」に基づく製品です。例えば、壁に映し出される森の映像と空間に広がる小川のせせらぎの音により「空間全体の雰囲気を変える」ような新しい体験ができるとソニーは述べています。
LSPX-A1はスクリーンとわずか9.6インチ(約24センチメートル)で最大120インチ・2500ルーメンの映像を出力でき、HDRにも対応。サイズは1255mm×599mm×470mmで、重量は75kg。2018年春に価格3万ドル(約340万円)での発売が予定されています。
◆MP-CD1 Mobile Projector
また、手のひらサイズのポータブルプロジェクター「MP-CD1」も発表されています。
サイズは150mm×83mm×16mmで、重量は280グラム。
解像度854×480ピクセルでコントラスト比は400:1、明るさは105ルーメン。
側面にはType-Cの充電用USBポート、USBポート、HDMIポート、イヤホンジャックを搭載。
底面にねじ穴があるので三脚に装着可能。
内蔵バッテリーで最大120分の連続使用ができます。
わずか5秒で起動可能なので、ビジネス利用にも便利。
HDMIドングルを使えば、スマートフォンやタブレットとのワイヤレス接続も可能です。
焦点距離に応じた画面サイズは以下の通り。最大だと焦点距離345cmのときに120インチで出力が可能です。
輝度・彩度を高めるダイナミックモードや……
自動補正機能も搭載しています。
MP-CD1 Mobile Projectorは、2018年春に399.99ドル(約4万5000円)で発売予定です。
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