話しかけるとバーボンを注いでくれるスマートデキャンタ「JIM」がバーボンブランドのジムビームから登場
声で話しかけることでさまざまな機器を操作したり音楽をかけたりできる「スマートスピーカー」が日本でも広がり始めました。そんな中、ケンタッキーでバーボンづくりを受け継いできたバーボンブランドのジムビームは、声で話しかけるとちょっとカッコいいアメリカ南部・ケンタッキー男の声でバーボンを注いでくれるスマートデキャンタ「JIM」を発表しました。
"Jim" - Jim Beam American Stillhouse
https://store.jimbeam.com/man_cave/jim-the-worlds-first-smart-decanter.html
Jim Beam is selling a smart decanter that pours whiskey on command - The Verge
https://www.theverge.com/circuitbreaker/2017/11/29/16716156/jim-beam-smart-decanter-amazon-echo-joke-real-product
JIMがどのような装置なのかは、以下のムービーを見ればわかります。
Jim Beam | "JIM," The World's First Intelligent Bourbon Decanter - YouTube
JIMは縦長い本体を持つスマートデキャンタで、上部にはバーボンを収めておく小さなタンクがあります。正面下部にはバーボンを注ぐノズルが飛び出しており、この下にショットグラスなどを置いて話しかけるとバーボンを注いでくれます。
JIMはどうやらバーボンの飲み方も教えてくれる模様。男性が「Hey JIM、バーボンの最もおいしい飲み方は?」と尋ねると……
少しハスキーなカッコいい声で「Any damn way you please」(お気に入りのいろいろな飲み方で)とJIMが答えました。この声の主は、ビーム家蒸留所の7代目としてバーボンづくりの伝統を受け継ぐフレッド・ノー氏で、この答えもノー氏が実際に飲み方について答えた時の言葉だとか。
この他にもいくつかのバリエーションが用意されています。たとえば「Hey JIM、今日の天気は?」と尋ねると、「分からないけど、俺に分かることは『バーボンを楽しむにはベストな日だ』ってことだね」とJIMは答えました。
こんな風に少しニヤッとしてしまうセリフを随所に入れてくる模様。男性が「Hey JIM、バーボンを注いでくれ」と話しかけると……
トクトクとバーボンを注ぎつつ、「歴史を作る時だ」と妙にカッコいいフレーズを答えるJIM。このセリフでもバーボンがよりおいしくなりそう。
JIMはアメリカのジムビーム公式ストア内にある「Man Cave (男の小部屋)」のコーナーで予約が受け付けられていましたが、第一弾受付は早々に終了。受け付け時の価格は34.90ドル(約4000円)となっていました。
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