観覧車とウォータースライダーが一体化し最大時速40kmの予測不能の滑りが楽しめる「Slidewheel」
ウォータースライダーがゆっくりと回転し、進む方向もスピードも予測不能だという「Slidewheel」のテストライドの映像が公開されました。ドイツのウォータースライダー建設会社が作りだした世界初・唯一無二のウォータースライダーになっています。
Slidewheel Testing & Construction Time-Lapse: Waterslide/Ferris Wheel Hybrid - YouTube
ムービーの最初には土台のようなものが映し出され、一体何が作られるのだ?と不思議になりますが……
すぐに観覧車っぽいものの形が見えてきます。
上から見るとこんな感じ。隣の建物と比べると巨大さがよくわかります。
観覧車っぽいものにはチューブがついており……
チューブがどんどん伸びていきます。
骨組みにチューブがぐるんぐるんと巻き付けられていきます。
真上から見るとこんな感じ。
周囲はのどかな住宅街なのでかなり異様な雰囲気。
手前にチューブの入り口があるのがわかります。ステージのような所からチューブへと入っていく様子。
完成。
ということで、ここからは内部を映したテストライドの映像。チューブの中では4人グループがボートに乗って滑っていきます。
スライダーは観覧車のように回転しているので、ボートはチューブの中を行ったり来たり。スピードもゆっくりだったり速かったりと緩急があります。
急なスピードアップに歓声があがります。
外が見えてきました。
最後はプールに放り出されて終わり。
Hackadayによると、SlideWheelは2012年にスイスの少年が生み出したアイデアをドイツのウォータースライダー建設会社・wiegand.maelzer GmbHが現実にしたもの。2015年にはSlideWheelの構想がYouTubeにアップされており、ムービーを見ると、SlideWheelがどのような仕組みになっているのかがよくわかります。
SlideWheel - Worlds most thrilling waterslide / www.wiegand-maelzer.com - YouTube
SlideWheelは高さ24m。
土地面積は26m×32mで……
観覧車中央、地上から12mのところに入り口があります。入り口直径は2.7m。
テストムービーとは少し形が違いますが、当初はこんな感じになる予定だったようです。
向かって左側が出口、右側が入り口。
4人が1組でボートに乗り、SlideWheelへと入っていきます。
ゆっくりの時は時速12kmほどですが……
最大時速は40kmになるとのこと。
以下の図では、黄緑色の部分にボートがあります。左から右へと、傾斜をボートがゆっくりと下っていき……
急カーブを通り抜けていきます。
カーブを抜けて少し上へと跳ね上がりますが、重力で再びカーブのところまで落ちていきました。
しかし、観覧車は時計回りに回っているので、傾斜が生まれることでさらにボートが滑っていくわけです。
さらに、次のボートが投入され……
一度に3つのボートが同時にチューブの中に入れるようになっています。
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