「iPhone X」の新機能がよくわかるApple公式日本語字幕付ムービー公開中
日本時間の2017年9月13日未明に発表された「iPhone X」は、シリーズ初となる全面ディスプレイを備えるだけでなく、さまざまな新機能がこれでもかと投入された端末です。Appleのサイトでは、そんな端末の機能をジョナサン・アイブ氏が語るムービーが日本語字幕付きで公開されています。
iPhone X - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/iphone-x/
iPhoneの10年にわたる歴史の中で、Appleが目指してきたのが「すべてがスクリーンのiPhoneを作ること」。iPhone Xでは、端末の形状とディスプレイを一緒に開発することでまったく新しい統合を行い、デバイスと画面の境界を識別しにくくなっています。
折り曲げることも可能なディスプレイシートOLED(有機ELディスプレイ)を採用し、端を折りたたむことで外側の面と継ぎ目がないように作られています。
全面スクリーン化にともない、従来のホームボタンは廃止されています。ホーム画面に戻りたいときは、スクリーンの一番下から上に向けてスワイプするだけでOK。
タッチシステムの反応も良くなっており、ジェスチャーによる操作が一段となめらかになっているとのこと。
本体にはステンレススチールのフレームを採用し、前後をガラスパネルでサンドイッチする構造。こうすることで耐水性を高めつつ、ガラスによるデザインの補強が行われています。また、ガラスそのものも歴代で最も高強度なものが用いられているとのこと。
また、ケースがガラスになったことでシリーズ初のワイヤレス充電に対応しています。
8つのデバイスからなる新開発のTrueDepthカメラシステムは、ディスプレイ上端の極小のスペースに収められています。
このシステムでは深度センサーを用いることで、iPhoneに顔を向けるだけで端末のロックを解除することが可能になります。
TrueDepthシステムは、顔に向けて3万以上のドットを投影し、顔全体をマッピング。
暗闇の中でもユーザーの顔を認識することが可能で、髪型やメガネなどによる変化にも適応します。
TrueDepthシステムの誤検知率は「100万分の1」にまで引き下げられており、見るだけで自分のiPhoneを認証したり……
Apple Payで支払いを行うという重要な場面でも使うことが可能。
また、TrueDepthカメラは新しい体験をもたらします。
顔の表情の変化から、50以上の筋肉の動きを検知して、3Dアニメーションのキャラクターの表情にリアルタイムに反映させることが可能です。
そして、前面と裏面の両方のカメラが、「ポートレートモード」に対応しています。
これにより、シーンに応じたライティングを行えるようになっています。
写真撮影の基本原理に基づくポートレートライティング(照明)のおかげで、本物のスタジオで撮影したときのような照明効果を生みだすことが可能となっています。
背面のデュアルカメラシステムも完全に新しいものになっており……
新プロセッサ「A11 Bionic」がさらに「賢さ」をプラス
カメラが被写体の要素を検出しておき、撮影する前から写真の最適化を行っておくというスマートさを備えるに至っています。
また、AR機能に対応することによって、これまでにはなかった想像を超えることが始まります。
そう、iPhoneならね……ではなく、「これがiPhone X」です。
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