メジャーリーグでApple Watchを使った「サイン盗み」が発覚


メジャーリーグの人気球団であるボストン・レッドソックスがApple Watchを利用した「サイン盗み」を行っていたことが発覚しました。ニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、証拠の映像をコミッショナーに提出したとのこと。

Boston Red Sox Used Apple Watches to Steal Signs Against Yankees - The New York Times
https://www.nytimes.com/2017/09/05/sports/baseball/boston-red-sox-stealing-signs-yankees.html


Boston Red Sox caught using Apple Watch to steal signs in games against the Yankees & others | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2017/09/05/red-sox-apple-watch-sign-stealing/

ニューヨーク・タイムズによると、ヤンキース側は以前からレッドソックスのホーム球場であるフェンウェイパークで「サイン盗み」が行われていることを疑っており、8月に行われた3連戦で、レッドソックスのトレーニング担当スタッフがApple Watchで得た球種などの情報を選手らに伝えた様子をついに捕捉。「サイン盗み」の証拠として、キャッシュマンGMがMLBコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏のもとへ提出したとのこと。

レッドソックスは、映像検証担当からもらった情報をトレーニング担当スタッフが選手に伝えていたことを認める一方で、ヤンキースがテレビカメラを利用したサイン盗みをしているとも訴えており、今後の調査結果とコミッショナー判断が待たれるところです。

ちなみに、Appleのティム・クックCEOは2017年6月にフェンウェイパークを訪れ、レッドソックスの試合を観戦しており、本件の報道ではこのときの写真が使われています。


ちなみに、クックCEOがレッドソックスのファンなのかどうかは不明ですが、野球とは多少の縁があります。

2015年、クリーブランド・インディアンスに所属していたブランドン・モス選手の100号ホームランはインディアンスのブルペンへ飛び込みました。チームメイトたちはモス選手に記念のホームランボールを渡すのかと思いきや、公式Twitterで「ボールと引き換えにiPadやMacBookAirをくれ!」と「脅迫状」が出される事態に。どうなるのかと思いきや、数日後に開催されたWWDC2015でクックCEOが「我々が『身代金』を支払います」と発表。「身代金」と引き換えに、ホームランボールは無事モス選手のもとへ届けられたそうです。

Apple's CEO Tim Cook offers to pay ransom for Brandon Moss' home run ball | MLB.com
http://m.mlb.com/cutfour/2015/06/08/129326208/apples-ceo-offers-to-pay-ransom-for-brandon-moss-hr-ball

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