日本の巨大ロボ「クラタス」と戦うアメリカ陣営のロボ「Eagle Prime」の恐るべき勇姿がムービー公開中
日本の水道橋重工とアメリカのMegabotが「最強のロボット」の座をかけて争う日米ロボット対決において、Megabots陣営が戦いに投入するとみられる新型ロボット「Eagle Prime」をYouTubeで公表しました。
AMERICA'S GIANT FIGHTING ROBOT - YouTube
鉄でできた骨組みと油圧系統のズ太いパイプ
何かを発射するような砲身
そして移動に用いられるとみられるクローラー
マシンを起動し……
コックピットのハッチを閉じるパイロット。
Eagle Primeは2名の操縦士で操るようになっている模様
格納庫の扉を開け……
テストフィールドへと出陣
司令官らしき人物から「よし、立ち上がれ」との指示が飛びます。
「待ってたぜ」と答えながら脚を伸ばして立ち上がるEagle Prime。
土台部分には、430馬力をたたき出すシボレー製6.2リッターV8エンジン「LS3」を搭載。ちなみに、シボレーが販売する価格は8188ドル(約90万円)とのこと。
立ち上がった状態のEagle Prime。右手には巨大な3本爪、左手にはマシンガンのような砲身を備えています。
これから、このテストフィールドで実戦を見立てたテストが行われる模様。
まず最初はコンテナで仕切られたコースをスラローム走行し……
次に、コース上に置かれたバリケードを突破。
最後に、相手に見立てた標的を攻撃する、という3本立てのテストです。
V8エンジンらしい「ドロロロロ」という爆音とともに走り出すEagle Prime。
上半身をコーナー内側に傾け、バランスを取りながらコーナリング。
土台の後部には、冷却用とみられる巨大なファンがいくつも搭載されています。
最後のコーナーをクリアしたら……
バリケードが出現。
上半身をひねり、右腕を前にして進み……
ドガーン
吹っ飛ぶドラム缶
でもどうやらドラム缶は空の状態で、それほど迫力満点でもないのも事実。
さておき、最後の課題である射撃場所に到達。
5つのドラム缶と、自動車が標的になっている模様。
狙いを定め……
ボフッ!
中にペンキのようなものが入った弾丸がヒット!ドラム缶がへこんでしまうほどなので、かなりの衝撃であることがわかります。
次々とドラム缶を破壊。
しかし、5個目のドラム缶は外してしまった模様。残る玉は1個だけなので、自動車に狙いを定めます。
そして弾丸を発射。炎が上がる演出。
「よっしゃー!」と狂気乱舞するパイロットに……
司令官から「よくやったEagle Prime。もうひとつあるぞ」と鬼の連絡。
どうやら、Eagle Primeの1世代前のロボット「MK2」(マーク2)が投入される模様です。
Eagle Primeの前に姿を表したMK2ロボット。
右手の砲身で狙いを定め……
Eagle Primeを攻撃!
たまらずEagle Primeのパイロットは「ピーーーー」と編集されてしまうほどの罵詈雑言を叫びます。
Eagle Primeの反撃開始。
MK2のパイロットは早々に退散。
Eagle Primeは巨大な爪を使って……
MK2の鼻先にパンチ。
そしてそのまま、コックピットのハッチをもぎ取ってしまいました。
「まだ何かあるのか!?」というパイロットに対し、司令官は「よくやった。帰還せよ」と指示。アツきロボットバトルを感じさせるようなムービーとなっていました。
この戦いのきっかけは、水道橋重工が開発した乗用の巨大ロボ「クラタス」にMegabotsが挑戦状をたたきつけてケンカを売ったのが発端。
人が乗って操作できる巨大ロボ「クラタス」にアメリカから挑戦状が届く - GIGAZINE
両者のバトルは、「ついに決戦の火ぶたが落とされるか!」と言われながらもなかなか実現に至っていなかったもの。2016年9月にも対決のうわさは飛び交っていましたが、今回の新ロボットの登場でついに雌雄を決する時がやってくるのでしょうか。
人間が乗って操縦する巨大ロボ「クラタス」と「Megabot」のバトルがまもなく開始へ、対決予告ムービーをYouTubeで公開 - GIGAZINE
・関連記事
人が乗って操作できる巨大ロボ「クラタス」にアメリカから挑戦状が届く - GIGAZINE
人が乗れる巨大ロボ「クラタス」を実際に動かしたお披露目の様子のムービーはこんな感じ、価格も判明 - GIGAZINE
人型四脚エンジン駆動陸戦型巨大ロボ「クラタス」ワンフェスでお披露目、人が乗って操縦できて家庭に配備&購入も可能 - GIGAZINE
人が乗れる巨大ロボ「クラタス」を作った倉田光吾郎らに迫るドキュメンタリーがYouTubeで公開中 - GIGAZINE
・関連コンテンツ