体臭を検知して職場での「スメハラ」を防止するコニカミノルタの「Kunkun body」、海外メディアも注目
コニカミノルタが世界初のニオイ見える化チェッカー「Kunkun body(クンクンボディ)」の先行販売を、クラウドファンディングサイト・Makuakeでスタートしました。自分では気付きにくい「体臭」を自分で測定するというこれまでにないアイデアのデバイスが登場したことで、海外メディアのThe GuardianでもKunkun bodyが取り上げられています。
男を上げる新技術。できる男のニオイマネジメントを実現する、Kunkun body | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)
https://www.makuake.com/project/kunkunbody/
Kunkun bodyはポケットサイズの半導体ガスセンサーを内蔵したデバイスで、Bluetoothでスマートフォンと接続することで、測定した「ニオイ」の強さを10段階で専用アプリから確認することが可能。ただ単にニオイの強さを測定するだけではなく、「3大体臭」といわれる「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」のニオイの種類までかぎ分けることができるとのこと。今後はこの3種類のニオイに加えて、「口臭」もチェックできるようになる予定です。
ニオイが出ているかどうか測定する場所も、「あたま」「耳のうしろ」「わき」「足」の4カ所から選択することができます。
その後アプリに表示される測定結果を見ることで、人には聞きづらい自分の体臭の問題を、どの部分をケアするべきなのかまで調べてくれるわけです。東京で行われたローンチイベントを訪れたThe Guardianの記者が会場まで30分かけて歩いた後に耳のうしろをチェックしたところ、Kunkun bodyは「汗臭」「ミドル脂臭」がかなり高くなっていることを示し、「すぐにケアが必要」とメッセージを表示したとのこと。
マンダムの調べによると、日本では職場の同僚などに対して、身だしなみで「どうにかしてほしい」と思うことは1位が「ニオイ(体臭)」で、2位も「ニオイ(口臭)」となっています。
しかし、この2つは「職場で同僚に指摘しづらいこと」のアンケートでも1位と2位にランクインしています。日本人は「スメルハラスメント」という言葉ができるほど「ニオイ」に敏感であり、もし周囲に「クサイ」と思われていると、多くの人が気になりながらも指摘できないという状態になっていることになりますが、Kunkun bodyは自らニオイを視覚化して、しっかりケアできるようにしてくれるわけです。
なお、Makuakeの「Kunkun body」のプロジェクトには、225万円の目標出資金額に対して、記事作成時点で約1430万円もの出資が集まっています。2万5500円コースに出資すると、メーカー希望小売価格3万円のKunkun bodyに加え、ニオイマネジメントツール(MXPソックス+スーツリフレッシャー+グルーミングバーム)をゲット可能。製品の発送は12月になる予定です。
男を上げる新技術。できる男のニオイマネジメントを実現する、Kunkun body | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)
https://www.makuake.com/project/kunkunbody/
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