映画「キング・アーサー」の臨場感&迫力ある3D映像についてガイ・リッチー監督らが語る特別映像公開
「アーサー王伝説」をモチーフとしていかにしてアーサー王が誕生したのかという物語を、「シャーロック・ホームズ」シリーズや「コードネーム U.N.C.L.E.」のガイ・リッチー監督が描く映画「キング・アーサー」が2017年6月17日(土)から公開となります。この作品の3D上映版がいかにこだわって生み出されたのか、ガイ・リッチー監督や3Dスーパーバイザーのクリス・パークス氏が語る特別映像が公開されました。
映画『キング・アーサー』オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/king-arthur/
映画「キング・アーサー」の3D映像をガイ・リッチー監督らが語る - YouTube
アーサーを演じるのは「パシフィック・リム」のローリー・ベケット役で知られるチャーリー・ハナム。「スラムのガキから王になれ!」というキャッチコピーの通り、当初は王でも何でもありません。
一方で、兵たちの支持を受けているのはアーサーの叔父で宿敵のヴォーティガン。演じるのはジュード・ロウ。
「お前は伝説になる」といわれても、とてもそんな姿には見えないアーサー。
「行け!」という号令を受けて突撃する兵士たち。
そんな映像に合わせて「キング・アーサーの3Dは感動的だ」と語る声。
「自然な映像に驚いたよ」と話しているのは……
ガイ・リッチー監督です。
岩に突き刺さった剣。
それを引き抜くアーサー。
「2Dでは思うような体験を……」
「観客に提供できない」と、こちらは3Dスーパーバイザーを担当したクリス・パークス氏の言葉。
「3Dなら登場人物やその感情を際立たせることができる」
「アクションシーンには強烈なインパクトが必要だ」
猛烈な砂ぼこりの中で剣を振るうアーサー
「歴史映画で大切なのは観客が共感できること」というのは……
製作・脚本のライオネル・ウィグラム氏の言葉。
ダッシュで逃げるアーサーたち。
「だから新しい手法を使うことにした」
再びパークス氏が語ります。「3Dでは2Dより多くのことが表現できた」
「幻想的なシーンやアクションシーンは……」
「この世の終わりのようだ」と、本当にこの世の終わりのような臨場感ある映像。
「3Dによってインパクトが強まった」
「1つ1つの粒子や火花や残り火に」
「奥行きと深みを生むことができた」
「破片やちりにも奥行きが生まれた」
四方八方に飛び散る破片
「エンターテインメント性は3Dの効果でかなり高まった」と、その有用性を認めたガイ・リッチー監督。
パークス氏は作品の見どころの1つを「巨大生物のスケール感」と語ります。
「スケール感の表現は3Dの得意とするところだ」
暴れる巨大象
「巨大さが伝わることで作品の価値が更に高まった」
「3Dは色も改善され一層リアルな体験ができる」と、これはまたもガイ・リッチー監督。
「キング・アーサー」で作り出した映像を「他とは全く異なる新しい世界だ」と語ったパークス氏。
「ガイの映画手法との融合で特別な3Dに仕上がった」と表現しました。
2Dの予告映像からも迫力ある内容になっていることは伝わってきます。
映画「キング・アーサー」は2017年6月17日公開。ガイ・リッチー監督が誇る圧倒的な臨場感とド迫力の映像を3D版で確かめてみてください。
映画『キング・アーサー』本予告 【HD】2017年6月17日(土)公開 - YouTube
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