顔がオッサンな魚「シーマン」がよみがえる?生みの親が新プロジェクトのスタートを報告する意味深ツイート
1999年にドリームキャスト向けの育成シミュレーションゲームとして登場した「シーマン」は、しゃべる人面魚・シーマンと話をするという珍しいゲーム性もあり、当時のゲーマーに大きな衝撃を残しました。開発者であるゲームクリエイターの斎藤由多加さんは、自身のブログの中で「ニンテンドー3DSでシーマンをやる」という企画も存在したものの、途中で頓挫してしまったと明かしていました。
そんな中、斎藤さんが自身のTwitterアカウントから「どうやら新しいプロジェクトがスタートしたようだ。背中に書いてあるウェブアドレスから何のプロジェクトか推測してみてね」というツイートを投稿しています。
Seemingly, a new project is being started. Guess what from the web-address on their back. pic.twitter.com/h9eiUjGosL
— 斎藤由多加 (@YootSaito) 2017年5月25日
斎藤さんが投稿した写真がこれ。「DON'T PANIC!」という文字が大きくプリントされています。
写真に写る男性が着ている写真をアップすると、小さな文字でwww.Seaman.AIと書かれており、このURLにアクセスすると「シーマン人工知能研究所」というページに飛びます。
ページは「シーマン人工知能研究所」のロゴと「Under Construction(工事中)」という文字、そしてシーマン人工知能研究所のメールアドレスが用意されているだけですが、「シーマン」という文字がある通り、シーマン関連の何かしらのプロジェクトがスタートしたことがわかります。
シーマン人工知能研究所
海外ゲーム関連ニュースサイトのPolygonは、「私たちが夢見たDreamcastの続編だ」として斎藤さんのツイートを報じています。
Seaman creator hints that a new Seaman is in the works - Polygon
なお、斎藤さんは自身のブログのプロフィールに「2014年から大手住宅メーカーの『喋る家』開発など先端技術の分野にも関与している」と記していましたが、2016年のWIREDのインタビューで、「お金を稼ぐ必要があります」「それが動機です。コンピュータゲームはお金を稼ぐことができます」と、ゲーム開発の現場に復帰したことを語っていました。
1999年に登場したシーマンは、奇妙な見た目で人間の言葉を理解して話すというシュールな設定、さらにはインパクトのあるTVCMで話題となりましたが、最新ゲーム機で再びあのおじさん顔な魚を育成できる日は来るのでしょうか。
シーマン CM お姉ちゃん編 15sec - YouTube
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