Googleのデジタルホワイトボード「Jamboard」はMicrosoftのSurface Hubよりもはるかに安いと判明
Googleが2016年10月に発表していたクラウドベースのデジタルホワイトボード「Jamboard」の発売時期と価格が発表されました。ビジネス向けとして好調な売れ行きを見せているMicrosoftの「Surface Hub」を圧倒する価格設定になっています。
Google's giant 4K digital whiteboard, Jamboard, will cost $4,999 - The Verge
http://www.theverge.com/2017/3/9/14863862/google-jamboard-4k-digital-whiteboard-price-release-date-announced
「Jamboard」がどのようなクラウド端末なのかは以下の記事を見れば一発でわかります。
Googleがクラウド接続で使えるデジタルホワイトボード「Jamboard」を発表 - GIGAZINE
Googleはクラウド技術の開発者会議「Google Cloud Next conference」内で、「Jamboardが2017年5月に発売予定」と発表しました。Jamboardは55インチの4Kディスプレイを備えるデジタルホワイトボードでクラウドベースでの利用が可能など、MicrosoftのSurface Hubと競合する製品ですが、価格は4999ドル(約58万円)になる予定。年間600ドル(約7万円)のサポート費用が必要です。
なお、ライバルのSurface Hubも同じ55インチ製品を8999ドル(約103万円)で販売中。GoogleのJamboardはサポート費用が年額600ドルかかるとはいえ、初期導入コスト面でSurface Hubをはるかに下回る値付けなので価格競争力はかなり高そうです。ちなみにSurface Hubには89インチの大画面モデルもありますが、価格は2万1000ドル(約240万円)なので、これは直接的にはJamboardとは競合しなさそうです。
Jamboardでビジネスがどう変わるのかは、以下のムービーで確認できます。
Introducing Jamboard - YouTube
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