ソフトウェア

iOS端末の約80%が最新の「iOS 10」であるのに対し「Android 7.0」はたった1%しかいない

By George Thomas

AppleとGoogleが2017年2月のiOSおよびAndroidのバージョン別シェアを公開しました。iOS史上最大のアップデートと言われる「iOS 10」のシェアと比べると、Androidの最新版である「Android 7.0/7.1 Nougat」のシェアはかなり小さいと言える状況です。

App Store - Support - Apple Developer
https://developer.apple.com/support/app-store/

Dashboards | Android Developers
https://developer.android.com/about/dashboards/index.html

AppleがApp Storeでのデータから計測したバージョン別のシェアは最新版の「iOS 10」が79%、「iOS 9」が16%、「iOS 8以前」のバージョンが5%となっており、ユーザー全体の約8割が2016年9月14日にリリースされた最新版のiOS 10を利用していることがわかりました。なお、2016年10月25日に公開された「iOS 10.1」では「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」でApple Payが使えるようになり、12月12日にリリースされた「iOS 10.2」ではスクリーンショットの無音化などの新機能が加わりました。また、最新となる「iOS 10.3」はパブリックベータ3が公開されています。


Androidのバージョン別シェアは以下の通り。最もシェアが高いのは「Android 5.0/5.1 Lollipop」で32.9%。次に「Android 6.0 Marshmallow」が30.7%で続いています。最新版となる「Android 7.0/7.1 Nougat」は1.2%で、「Android 2.3.3~2.3.7 Gingerbread」や「Android 4.0.3~4.0.4 Ice Cream Sandwitch」の1%をかろうじて上回るという結果になりました。


バージョン別シェアを円グラフで表すと以下のとおり。円グラフを見ると、「Android 5.0/5.1 Lollipop」「Android 6.0 Marshmallow」「Android 4.4 KitKat」が全体の8割近くを占めているのがわかります。最新版の「Android 7.0/7.1 Nougat」はシェアを伸ばしているとのことですが、全体からみるとほんのわずかです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「iOS 10」に追加された新機能がサクっと48秒間で体験できるApple公式ムービー - GIGAZINE

次期iOSの登場で危惧される「32ビット版アプリ大量絶滅時代」の到来 - GIGAZINE

「Android 7.1.1 Nougat」正式版をGoogleがリリース - GIGAZINE

iOSからAndroidへの移行がGoogleドライブアプリ使用で簡単にできるようになったので試してみた - GIGAZINE

Googleが「Android Wear 2.0」をついに正式発表、対応モデルはLGから2機種が2月10日に発売 - GIGAZINE

iOSでもAndroidでもない新しいオープンなモバイルOS「Plasma Mobile」 - GIGAZINE

in モバイル,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.