ジャマイカ・ボブスレーチームが平昌五輪に向けてクラウドファンディングで今度はヘッドコーチ招へい資金を募集中
映画「クール・ランニング」は、南国ジャマイカのボブスレーチームが1988年のカルガリーオリンピックに初出場した実話を基に作られました。そのカルガリーオリンピックから30年後の平昌オリンピックに向けてジャマイカ・ボブスレーチームが、なんとヘッドコーチを招く費用をクラウドファンディングで募っています。
Jamaica Bobsled: Head Coach Fund by Kathleen Pulito - GoFundMe
https://www.gofundme.com/JamaicaBobsled
ジャマイカ・ボブスレーチームはクラウドファンディングサイトgofundmeで、目標金額を6万ドル(約680万円)に設定して資金を募っています。資金集めの理由は、「ボブスレーチームのヘッドコーチ(監督)を雇うため」だとのこと。ジャマイカ・ボブスレーチームにとって、平昌オリンピックを戦う上で欠けている唯一のピースがチームを導くヘッドコーチであり、集まったお金はヘッドコーチへの報酬に充てられるようです。
ちなみに、ジャマイカ・ボブスレーチームは前回のソチオリンピックでも「新しいソリを購入するため」に資金をクラウドファンディングで募っており、目標額の8万ドル(約800万円)を大幅に上回る12万9000ドル(約1300万円)もの資金をゲット。資金が集まりすぎて「もう寄付金を送らないで」と選手が会見で呼びかけるという事態にまで発展していました。
「次世代クール・ランニング」ことジャマイカボブスレーチームがソチ五輪出場に必要な資金を寄付にて調達中 - GIGAZINE
なお、前回の資金募集の理由であった競技用の「ソリ」については、すでに東京の下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会から「下町スペシャル」をゲットしており、準備は万全。あとはヘッドコーチを呼び寄せるのみという状況です。
下町ボブスレーネットワークプロジェクト公式サイト | 冬季五輪を目指すモノづくり大田区からの挑戦。
http://bobsleigh.jp/
ソリからヘッドコーチに至るまで世界中からサポートを受けようという「おんぶにだっこ」状態のジャマイカ・ボブスレーチームですが、果たして二匹目のドジョウはいるのでしょうか……。
ジャマイカ・ボブスレーチームのクラウドファンディングプロジェクトへの出資期限は2017年1月27日で、記事作成時点では寄付金の額は1300ドル(約15万円)にとどまっており苦戦しています。
Jamaica Bobsled: Head Coach Fund by Kathleen Pulito - GoFundMe
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