レビュー

1ドル紙幣の上にホワイトハウスが拡張現実で出現する米政府公式アプリ「1600」


アメリカ大統領が暮らす公邸「ホワイトハウス」の内部をGoogleストリートビューで公開するなど、オバマ大統領はアメリカの政治の中心をよりオープンにしてきました。そして、「実際にホワイトハウスに呼ばれて食事をしたり、大統領と一緒に過ごしたりすることはどういう感じなのか?」ということを、さらに分かりやすくすべく公開されたのが「1600」というアプリです。1600を起動して1ドル紙幣にスマートフォンのカメラを向けると、ホワイトハウスが出現し、四季折々のホワイトハウスの変化を3Dアニメーションで見ることができます。

1600 - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.whha.sixteenhundred

1600 on the App Store
https://itunes.apple.com/us/app/1600/id1179840697

アプリを使うには5ドル札でも10ドル札でもなく、「1ドル札」が必要なので、まずは1ドル札を準備します。


今回はAndroidアプリを使ってみました。まずはGoogle Playで「1600」を検索して「インストール」をタップ。


インストールが完了したら「開く」をタップします。


以下のような画面が現れるので、「START」をタップ。


1ドル札をディスプレイ内に映し出すと……


1ドル札の「1」という数字が抜け出し、コロコロと転がり出します。


1ドル札の中からにょきにょきと白いものが生えてきて……


ホワイトハウスが完成。


スマートフォンを動かすと、いろんな角度からホワイトハウス内の様子をみることができます。近寄ってみると、人々がお祝いをしていたり、仲良く踊っているところを写真撮影されていたりと、作りの細かさがわかります。


このホワイトハウスは、ただ存在しているだけでなく、季節の変化にあわせて状況が変化して人々が動いたりイベントが起こったりします。ということで、実際にホワイトハウスが1年を通して変化していく様子は以下のムービーから確認可能。

1ドル紙幣の上にホワイトハウスが生えてくる米政府公式アプリ「1600」 - YouTube


どこからか飛んできたヘリの中から来訪者。大統領が握手をしています。


次のシーンは日本とアメリカによる式典の最中のようです。花があふれている庭から、季節は春の様子。


雨が降ってきたら、庭にいた人たちは傘をさし、慌てて建物の中にかけこみます。


夏には花火が上がり……


しばらくすると花火が落ち葉に変化。秋になりました。


冬になると、雪が降り積もります。


大統領が警備員と一緒になって雪だるま作り。


どんどん人が集まり、雪だるまの完成が見えてくるなか、ツリーの飾り付けを始める人々も登場。ホワイトハウスにはリースが飾ってあり、クリスマスが近いようです。


しかし次の瞬間にはリースが消えました。クリスマスが終わり、みんなツリーの片付けを惜しんでいるのかもしれません。


そんな時でもホワイトハウスの後方では車が出入りし、せわしない様子。


冬が終わると再び春がやってきて、季節はめぐるのでした。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
スマホをタップしながら動かすだけで現実世界を歪めたような360度画像が作れるトイカメラっぽいARアプリ「Sprayscape」レビュー - GIGAZINE

Googleの全世界を舞台にしたARゲーム「エンドゲーム」とは? - GIGAZINE

阪神・淡路大震災の被害をAR表示するアプリ「震災写真アーカイブマップ」 - GIGAZINE

初音ミクのソーシャルカメラ・AR機能・ミク割・スペシャルボックスなど気合が入りまくったドミノ・ピザのアプリ「Domino’s App feat. 初音ミク」 - GIGAZINE

IKEAが仮想空間でキッチンを体験できる無料VRアプリ「IKEA VR Experience」をリリース - GIGAZINE

in レビュー,   ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article U.S. government official application "16….