ジェットエンジンを背負った生身の人間が高速でジェット機と編隊飛行する「アルファ・ジェットマン」
時速300kmで飛行可能な「ジェットパック」を装着したジェットマンが、富士山飛行やブルジュ・ハリファ飛行に続き、ジェット機と編隊飛行するという恐るべき4K画質のムービーが公開されました。
Alpha Jetman – Human Flight And Beyond 4K - YouTube
小型ジェット機「FUHRF」のパイロットがフライトに向けて準備中。
その傍らで3人のジェットマンが機材の最終チェックを行っています。
まずはジェット機が先に離陸
ジェットマンたちもヘリコプターで後を追います。ジェットウィングは総重量55kgもあるので、体重も合わせるとジェットマン2人だけで200kg以上の重量になります。
ジェット機の準備ができた模様
ジェットマンが背後を確認し……
ヘリコプターからダイブ。
体をひねって体勢を整え……
ジェット噴射で飛行を開始しました。
並んで飛行する2人のジェットマン。オレンジ色のスーツのジェットマンは体勢がグラグラしていて、まだジェットウィングの操作に慣れきっていない様子。
ジェット機が編隊を組み、後方からカラースモークを噴射。
ジェット機のさらに上空を生身の人間であるジェットマンが飛行します。
ジェットマンのカメラから見た映像はこんな感じ。
本当に人間がジェット機と同じ速度で飛行している様子はまさに圧巻。
最もボディバランスがとれている白いスーツのジェットマンは、初代ジェットマンのイブ・ロッシーでしょうか。
ちょっと間違いがあればジェット機の右翼に衝突してもおかしくない距離をジェットマンが飛行しており、さながら「アイアンマン」のようです。
ウィングスーツを着て高所から滑空する危険なエクストリームスポーツ「ベースジャンプ」もありますが、SF映画のように自由自在に空を飛行できるのはジェットマンだけ。
ジェットマンもカラースモークを噴射し、ジェット機編隊の左右と中央を飛行しているのがわかります。
「人間とジェット機が編隊飛行を行う」という前例のない試みでしたが、今回も無事成功となりました。
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