別称「牛殺し」の名を持つ「アリバチ」に刺されてみた無謀なムービーが再生回数2000万回の大ヒット
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思わず震え上がるほどの長いハリを動物の皮膚の奥深くに刺して毒を注入する「アリバチ」は、別名牛殺し(Cow Killer)と呼ばれるほど高い攻撃力を備えています。そんなアリバチに「猛獣チャレンジャー」のコヨーテ・ピーターソン氏が挑んでみたムービーが再生回数2000万回を超えて話題になっています。
*注:虫に刺されるシーンが登場するので苦手な人は注意してください。
STUNG by a COW KILLER! - YouTube
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アリバチに挑んだYouTuberのコヨーテ・ピーターソン氏は、これまでにもワニやサソリ、巨大ヒルなどに自分の体を噛ませるなどの映像を自身のYouTubeチャンネル「Brave Wilderness」で公開しています。そんなピーターソン氏が今回挑むのが、「世界で4番目に痛い」という毒針を持つアリバチです。
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やって来たのは、アリゾナ州ツーソンにあるソノラ砂漠。
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そしてピーターソン氏が挑むのが、このアリバチ。アリバチはハチの仲間で、メスは羽根を持ちません。全身には細かい毛が生えており、これが英語名「Velvet Ant (ヴェルヴェットアリ)」の由来となっています。
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そしてなにより、アリバチの特長がお尻から伸びる長いハリ。相手の体にグイッと刺して毒を入れ、ダメージを与えます。興味深いのは、このハリはメスにしか備わっていないこと。アリバチは、オスは羽根があるかわりにハリを持たず、メスは羽根がないかわりにハリを持つという特徴を備えています。
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そしてここからピーターソン氏のチャレンジ。万が一の事態に備えて治療キットなども用意。
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まずはアリバチの入ったガラスを持って……
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腕に乗せました。このまま腕を刺す瞬間を待ちます。
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ただならぬ決意で挑んだピーターソン氏。解説が早口になり、高揚する気持ちと心臓の高鳴りが伝わってくるよう。
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しかし、アリバチは思うように刺してはくれず……
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ガラスが湿度で曇ってきたために、第1チャレンジは終了。
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次は、ピンセットでアリバチを直接つかんでハリを出させ、腕にプスッといく作戦に挑みます。
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ピンセットでアリバチをつかんで……
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「ああぁぁぁ……」という表情のピーターソン氏。気持ちはわかります。
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意を決してアリバチを腕に押しつけました。
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もがくアリバチ。数回ハリを出し入れしたと思ったら……
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腕がビクンと動き、「ン"ーーー!!!」と声を上げるピーターソン氏。
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アリバチを逃げないようにガラスに収めて……
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もだえ始めました。これは痛そう。
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「フーッ!フーッ!」と呼吸が荒くなるピーターソン氏。「オーマイガ、オーマイガ」と何度も繰り返しており、本当に痛そう。アリバチの痛みは30分持続するといわれています。
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「これは確かに『牛殺し』と呼ばれるワケだ」と感想を語ります。
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この表情。刺された場所にはジンジンとした痛みが走っているとのこと。
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刺された部分が全体的に腫れだして、ところどころに黒いポツポツとした点が現れてきます。コレは本当に大丈夫なのでしょうか……。
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「世界で4番目に痛い、などというが、これは僕が経験した中で一番痛かった」と感想を語るピーターソン氏。アリバチは木の蜜などを吸って生きているため、基本的に人間を襲うことはないので一安心とのこと。ただし、不意に刺されてしまうような事態を避けるためには、長靴を履くなどの対策をしておいたほうが良いそうです。
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