ハムスターを動力に「ハムスターの絵」を描くお絵かきマシンが登場
ハムスターと一緒に回し車を置いておくと、ハムスターは回し車の中で夢中になって全力疾走します。これを用いてハムスターを動力源とする潜水艦を作った猛者が過去にはいましたが、新たにハムスターを動力にして「ハムスターの絵を描くお絵かきマシン」が登場しています。
Hamster Powered Hamster Drawing Machine - Neil Mendoza
http://www.neilmendoza.com/portfolio/hamster-powered-hamster-drawing-machine/
Hamster Powered Hamster Drawing Machine on Vimeo
ムービーがスタート。映し出されたのは、アルミニウム製のパーツにペン先のようなものがついたもの。
続いて、円形の物体が映し出され……
ここに動力を供給してくれるハムスターがのそのそやってきます。
右の回し車部分にハムスターがおり、ハムスターが回し車の上を走ることで生まれるエネルギーをギア経由で左のより大きな円形のマシンに伝えています。
赤色の円形パーツの内側下部には以下の様なアクリルパーツが取り付けられており……
アクリルパーツは赤色の円形パーツの内側をコロコロ転がります。
ピタッと走るのをやめるハムスター。なお、ハムスターは右側の回し車部分にいるように見えますが、これは小型の液晶ディスプレイで、実際には液晶ディスプレイの裏側にハムスターがいるそうです。
せっせこ走るハムスター。なお、回し車の回転をそのまま動力にしていたのでは、ハムスターの動きの緩急でマシン全体が動いたり止まったりしてしまうことになります。そこで、動作を制御するためにRaspberry Piが右の回し車部分には組み込まれているそうです。
ムービーの最初に映し出されたのが絵を描くペンで……
以下のように美しい円を描きます。
また、円だけではなく、しっかりとハムスターの輪郭も精密になぞっていきます。
ペン先の細やかな動きを可能にするのは、ペン先を固定するアームパーツと接するこの部分。赤色の円パーツは手前と奥に1枚ずつ重ねて配置されており、それぞれの縁部分は微妙に異なるデコボコの形状になっています。この縁部分にペン先を固定するアームパーツがそれぞれ接しており、ハムスターが走ることで赤色の円パーツが回転し、左右のアームが細かく上下に可動して繊細なペン先の動きを表現しているわけです。
なお、マシン全体はこんな感じ。赤色の円パーツの縁部分がデコボコ形状になっているのは一目瞭然。
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in 生き物, 動画, アート, Posted by logu_ii
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