Apple Watchの最新OS「watchOS 3」が登場、アプリ起動時間の爆速化など新機能が次々と追加される
Appleが開催中の開発者向けイベント「WWDC 2016」でApple Watchの最新OS「watchOS 3」が発表され、追加される新機能が明らかになりました。
Apple Events - Apple Event - WWDC Keynote June 2016 - Apple
http://www.apple.com/apple-events/june-2016/
キーノート最初の発表は「watchOS 3」です。
お気に入りのアプリをストレージに保存・バックグラウンドでのアップデート・リフレッシュされたインフォメーションなどが新しくなり、すぐにローンチされるとのこと。
watchOS 2ではアプリの起動に時間がかかっていました
アプリをタップから起動までの時間が長め
起動するころには、スマートフォンからの方が早かったのではと思うレベルでした。
watchOS 3ではアプリの起動が爆速に
起動の待ち時間は一切なし。
UIも少しだけ変更され、サイドボタンをプッシュすれば起動中のアプリを表示。
スワイプでアプリを選択でき、アプリ間のアクセシビリティが向上。
コントロールセンターも一新されました。
メッセージの返信オプションの追加。
手書き機能の「Scribble」が追加
返信文の手書き
ウォッチフェイスのミッキーマウスに加えて、ミニーマウスを追加
バンドのカラーに合わせてミニーの衣装を選べます
ウォッチフェイスいろいろ
watchOS 3のデモンストレーション
スワイプでアプリ切り替え
タイマーアプリはプリセットタイマーを実装
Lyftアプリ、ワンタップでタクシーを呼ぶことができます
リマインダー
Find Friends
運動量がわかるアクティビティアプリ
メッセージの返信
Scribbleを使えばApple Watchから手書きで返信可能。iPhoneを開く必要がありません。
また、緊急時の通報機能が追加されることになりました。
「EMERGENCY SOS」というメニューをタップ。
すると、緊急電話番号に電話してくれます。
アメリカ国外にいるときは、現地の緊急電話番号に連絡してくれます。
iPhoneの現在地情報を使用
海外でも使用可
アクティビティ シェアリング、友達のアクティビティを見たりメッセージを送ったり可能
車いすの人向けにアクティビティアプリが対応
車いすの人向けなので、「Stand(立つ)」ではなく「Roll(転がす)」と表示するという細かい配慮も。
深呼吸を促す新アプリ「Breathe」
深呼吸によって心と体が落ち着き健康になれるという医学的効果が分かっているとのこと。Apple Watchが適度なタイミングで深呼吸を促してくれます。
Apple Pay
watchOS 3のデベロッパープレビューは本日公開
正式版は2016年秋リリースです
・つづき
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