マクドナルドのトレイマットにスマホを置くと音楽制作ステーションに早変わりする「McDonald’s McTrax」

マクドナルドのトレイに敷かれている紙(トレイマット)にスマートフォンを置くことで、ミュージックワークステーションとしてシンセサイザーの演奏、ボーカルのサンプリングなどでビートを刻めるようになるのが「McDonald’s McTrax」です。
McDonald’s McTrax: Play the Placemat - YouTube

4月22日にオランダのマクドナルドでMcDonald’s McTraxがサプライズで導入されたとのこと。製作者はオランダのデザイナーTBWA/Nebokoさんです。

スマートフォンを置いたマクドナルドのトレイに指を置きながら、男性がラップを歌っています。

指を離すと自分のラップがエフェクト付きで再生され、男性は驚きつつもうれしそう。

子どものころ、マクドナルドのトレイマットに落書きをして遊んだことがあるかもしれません。そんな「トレイマットへのイタズラ」をテクノロジーの力で超絶進化させたのがMcDonald’s McTrax。

1人でマクドナルドに来ても、ヘッドフォンをつけてノリノリで楽しむことができます。

McTraxを広げてみるとこんな感じ。一見するとタダの紙に見えますが、プリントされている鍵盤やボタンは、全部で26個のデジタルタッチパッドになっています。

McTraxは導電インクによって電子回路が印刷されています。

真ん中にスマートフォンをのせると……

Bluetoothで接続してミュージックワークステーションに早変わり。

マクドナルドの店員もノリノリ。

スマートフォンのすぐ上には「ビートステーション」のボタンがあり、ジャンルごとに用意されたプリセットのビートを切り替えられる模様。

鍵盤部分は12鍵の「シンセサイザー」。

スマートフォンの左側には「エフェクトユニット」。青色のパッドにタッチしている指の動きに合わせて、エフェクトに変化がつけられます。「EFFECT」の左右のボタンでエフェクトの種類を選べるようです。

「オーディオサンプラー」はマイクの形をしたアイコンで、押している間はスマートフォンのマイクからボーカルやラップなどを録音することができます。

「タラッタッタッター」とマクドナルドのあのメロディが演奏されました。

マクドナルドで食事と音楽を楽しんだら、McTraxをくるくる丸めて持って帰ればOK。McTraxは公式的に世界中で配布されるわけではありませんが、当日のオランダのマクドナルドの来客にはうれしいサプライズとなったようです。

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