日本の洋食発祥の地・長崎&天草の旬の食材を使ったロイヤルホストのお値打ち洋食「長崎・天草 食散歩」メニューを一足先に食べてきた
ロイヤルホストが2013年12月から行っている「国産の良い食材をロイヤルホストが洋風に調理してお値打ち価格で提供する」という取り組みがGood Japanフェアです。国産の優れた食材をお値打ち価格で食べられるということで人気の高い同フェアですが、2016年4月12日には早くも第6弾となる「長崎・天草 食散歩」がスタートします。メニューは、日本の洋食発祥の地である長崎と熊本・天草の旬の食材を用いた「連子鯛のフィッシュ&チップス」「天草チャウダー」「雲仙きのこサラダ」「ロイヤルホスト風トルコライス膳」「長崎ミルクセーキとカステラのパフェ」などで、一足先に食べてきました。
ファミリーレストラン ロイヤルホスト - Royal Host -|長崎・天草 食散歩 メニュー
http://www.royalhost.jp/nagasaki/menu/
そんなわけでロイヤルホストに到着。
「長崎・天草 食散歩」が始まる1日前の4月11日に、ロイヤルホスト難波御堂筋店の店内一部エリアを使ってフェアの新商品説明会・試食会が行われたのでこれに潜入してきました。
新商品説明会の前にはロイヤルホールディングス株式会社・代表取締役社長の黒須康宏氏とロイヤルホスト株式会社代表取締役社長の佐々木徳久氏の挨拶が行われます。ロイヤルホスト株式会社代表取締役社長に新たに就任した佐々木徳久氏は、今後のロイヤルホストのサービス戦略の2つの軸として「コア商品のブラッシュアップ」と「国産商品へのこだわり」を挙げてくれました。
続いて「長崎・天草 食散歩」についての説明を企画統括部長の城後稔氏が行ってくれます。今回で6回目となるGood Japanシリーズですが、通常はテストランの段階でフェア商品の提供率は10%くらいが合格点とのこと。しかし、今回の「長崎・天草 食散歩」は10数店舗で3月から試験的に提供を行ってみたところ、約15%の提供率となっており非常に好評となっているそうです。また、ロイヤルホストの提供する「洋食」が日本でスタートした地が九州ということで、ロイヤルホスト側としても「長崎・天草 食散歩」には気合いが入っているとのこと。
というわけで新商品説明会が終わって、試食会がスタート。実際に食べる前に「長崎・天草 食散歩」のメニューをチェックしてみるとこんな感じ。今回は「長崎・天草 食散歩」のメニューの中から前菜として「連子鯛のフィッシュ&チップス」「雲仙きのこサラダ」「天草チャウダー」、メイン料理に「ロイヤルホスト風トルコライス膳」、デザートに「長崎ミルクセーキとカステラのパフェ」を試食させてもらいました。
前菜として「連子鯛のフィッシュ&チップス(税込734円、一部店舗は税込788円)」が提供されました。
ソースはガーリックマヨネーズ(左上)と早生たまねぎの南蛮タルタル(右下)の2種類があり、フィッシュフライは連子鯛を長崎天ぷらにしたもので、衣に味がついているのでソースなしで食べてもOK。
まずはソースなしで食べてみたところ、連子鯛は身がしっかりしていて、さらに天ぷらの衣は通常のものよりもモッチリした食感で「天ぷら」というよりも「フリッター」に近い印象です。衣に下味がしっかりつけられているので、ソースなしでも十分おいしく、長崎天ぷらの独特の食感がダイレクトに味わえてグッド。
続いて早生たまねぎタルタルをつけてみます。同キャンペーンで提供される「早生たまねぎと食べる国産牛のレモンステーキ」ではたまねぎを水にさらして辛味を抜く作業をせずに使用しているくらいに早生たまねぎの糖度は高いそうで、たしかにタルタルのたまねぎも甘さを良く感じられるフレッシュな味わいで、タルタルソースでよくあるたまねぎ特有の辛みを全く感じません。それでいて生のたまねぎならではのシャキシャキ感が凄く感じられ、正直タルタルだけでもパクパク食べられるくらいにさわやかな味わい。ロイヤルホストの店員さんいわく、テスト提供を行った店舗では早生たまねぎのタルタルが非常に好評で「おかわりがほしい!」という声も多々あったとのこと。また、そういった声にはなるべく対応させてもらう予定、とのことです。
次は「雲仙きのこサラダ(税込410円、一部店舗は税込464円)」。これは雲仙普賢岳のふもとで作られているきのこ4種(椎茸・マイタケ・なめこ・えのき)をソテーにしてサラダにトッピングしたもの。
このトッピングされた雲仙きのこの食感が非常に良く、食感・味ともにサラダの重要なアクセントになっています。
続いて「天草チャウダー(税込572円、一部店舗は税込626円)」が提供されました。これは熊本・天草の海でとれためかぶと長ひじきを使用した一風変わったロイヤルホストオリジナルのクラムチャウダーです。
スプーンですくってみると、たしかにあさりの他に、めかぶとひじきが入っていることが確認できます。実際に食べてみると、めかぶ&長ひじきの独特のコリックニッとした食感および磯の香りがスープのアクセントになっています。クラムチャウダーといえば元々あさりを使用したスープで、これとめかぶ・長ひじきの相性は意外にも抜群。クラムチャウダーの良さを消さずに、めかぶ・長ひじきの良さをプラスしたスープになっています。
「長崎・天草 食散歩」のメイン料理は、長崎でよく食べられる洋食をワンプレートで食べられる「ロイヤルホスト風トルコライス膳(税込2246円、一部店舗は税込2300円)」です。同メニューでは「芝海老と真だこの高菜ピラフ」「ナポリタン・エビフライ・雲仙しまばら鶏のカツレツ」「天草チャウダー」「雲仙きのこサラダ」という4品が提供されます。その中の「ナポリタン・エビフライ・雲仙しまばら鶏のカツレツ」が以下のプレート。
これは雲仙しまばら鶏のカツレツ。サクサクの衣と甘めに味付けされたソースの相性が抜群で、雲仙しまばら鶏は豚肉と間違えるくらいに身がほっくりしていてかつ、脂がのっています。
エビフライは早生たまねぎタルタルがついており、その相性は言わずもがな。
ナポリタンはオーソドックスな味わいですが、粉チーズで全体がまろやかに仕上がっており、想像以上のクオリティ。「ただのオマケじゃ終わらない!」というロイヤルホストの本気を感じられます。
同じく「ロイヤルホスト風トルコライス膳」にセットになっている「芝海老と真だこの高菜ピラフ」。芝エビと真だこ、高菜を使ったピラフです。
食べてみると、高菜と芝エビ・真だこの風味が効いていてとても和風な味わいがありつつも、バターのまろやかな塩気も感じるというとても独特な味わい。ご飯はふっくら炊きあげられていますが、それでいてしっかりバターの風味も感じられ、ピラフでもあります。芝エビのプリっとした食感&真だこのしっかりした歯ごたえは、ふっくら炊きあがったご飯とのアクセントになってグッド。まさに国産の食材と洋食を合体させたメニューといった感じで、テスト提供時には「ピラフ単体で注文したい」という声も挙がったそうですが、それにも大きくうなずける味わいです。
最後はデザートに「長崎ミルクセーキとカステラのパフェ(税込702円、一部店舗は税込756円)」を食べます。実際は以下のサイズなのですが……
試食会では以下のミニサイズのものが提供されました。「長崎ミルクセーキとカステラのパフェ」はシャリシャリに凍ったミルクセーキとカステラに、さくらんぼや黄桃、バニラアイス、ヨーグルト、ブルーベリーソースをトッピングしています。
実際に食べてみると、ミルクセーキの水分多めの甘さとカステラの相性が良さげです。さらに下の層にあるバニラアイスやヨーグルトと一緒に食べると、よりクリーミーな味わいが楽しめます。ブルーベリーソースも濃厚な甘さが際立つパフェのアクセントとして非常に効いており、さらに下には黄桃が配置されているので、食べ進めるごとに口の中がさっぱりしていくという構成もグッドです。
なお、「長崎・天草 食散歩」は2016年4月12日から6月上旬までを予定しています。
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