レビュー

朝にお弁当を詰めてお昼に食べる時までホカホカの温かさを保つ「サーモス 真空断熱フードコンテナー」


「お弁当を詰めても食べる頃にはひんやり冷たくなってしまう」という悩みを解消するべく、ステンレス魔法びん構造で時間が経っても温かさを保ち、外出先でもホカホカのご飯が食べられるサーモスの「真空断熱フードコンテナー」を使ってみることにしました。

真空断熱フードコンテナー/JBM-500 | サーモス 魔法びんのパイオニア
http://www.thermos.jp/product/detail/jbm-500.html


真空断熱フードコンテナーはグリーンとブラックの2色があり、今回はグリーンを購入。


箱の中には、フードコンテナー本体と、取扱説明書、レシピが入っています。


サイズは直径10cm×高さ13.5cm、重量は約0.3kg。片手にすっぽりと収まるサイズです。


フタは外フタと内フタの2ピース密閉構造。


本体はステンレス製で、内側と外側の間に真空断熱層があり、高い保温・保冷力を持っています。


容量は0.5L、内側のふくらみ(止水部)から約1cm下まで具材を入れることができます。


内フタについている青色のベンは、容器を洗う際に取り外し可能。


使用前には、本体の保温・保冷力を上げるため、熱湯または冷水を注いで1分ほど予熱・予冷しておきます。


まずはフードコンテナーの保温力を確かめるべく、フカヒレスープを作ってみました。


フードコンテナーと、スープストックトーキョーのスープ専用まほうびんのそれぞれに熱々のフカヒレスープを注ぎ、保温力をテストします。


スマートフォン用サーモメーターの「FLIR ONE」で温度を測ってみると、フカヒレスープを注いだ直後は両方とも約60度。


フードコンテナーの内フタをはめて……


外フタを時計回りに回して閉めます。


室温で3時間放置した後、フタを開けると、両方とも湯気が立つほどホカホカ。


FLIR ONEで測ってみると、フードコンテナーの温度は約5度下がって54.2度。


一方、スープストックトーキョーのまほうびんは46.3度と、3時間経って15度ほど下がっており、フードコンテナーの保温力の高さが分かります。


実際に食べてみると、フードコンテナーに入れていたスープは3時間経った後もできたての温かさを保持。


一方でスープストックトーキョーのまほうびんに入れたスープは、ややぬるくなっていました。フードコンテナーを使えばちょうど食べ頃の温かさのスープをお昼時に食べることができるわけです


続いてはフードコンテナーの保温力を生かし、調理時間を短縮して余熱調理を行うレシピに挑戦。かぼちゃ、エリンギ、ソーセージ、炒め玉ねぎペーストを鍋に入れて、水を注いで沸騰させます。


沸騰してから3分煮込んだ後、カレールーとプチトマトを入れて、とろみがつくまでさらに3分ほど煮込みます。つまり煮込み時間は計6分のみ。


あらかじめ熱湯で保温しておいた容器に、カレーを入れます。広口で具材を注ぎやすいのもうれしいポイントです。


フタを閉めて、そのまま3時間放置します。


3時間後、ホカホカのカレーが完成。


FLIR ONEで温度を測ってみると61.4度と、スープと同様に時間が経っても温かさが失われていないのが分かります。


調理時間が短くても、フードコンテナーに入れておけば、余熱で具材にじっくりと味が染みていくので、時間のない朝でもおいしいお弁当が作れそう。


かぼちゃは煮崩れしやすい具材ですが、余熱調理のため形が崩れにくく、さらにカレーの味もしっかりついていてグッド。


最後はフードコンテナーの保冷力を確かめてみるため、氷水で本体を冷やし……


そうめんと氷を投入。比較のため、普通の器にもそうめんを入れて、3時間室温で放置します。


そうめんを入れた直後の温度は、4度前後。


3時間後、フードコンテナーには氷が残っていますが、器の方は氷が溶けてしまいました。


フードコンテナーの温度を測ってみると、なんとそうめんを入れた直後よりも冷たい2.9度。


室温で放置した器は、18.4度まで上がっていました。


つゆを別容器で持ち運べば、外出先でも冷たいそうめんを楽しむことができ、夏場のお弁当にもよさそうです。


なお、サーモス 真空断熱フードコンテナーはAmazonでは税込2840円で販売されています。

Amazon.co.jp: サーモス 真空断熱フードコンテナー 0.5L グリーン JBM-500 G: ホーム&キッチン

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in レビュー,   , Posted by darkhorse_log

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