ハードウェア

激安1万円台でスマホを14インチノートPCに変える「NexDock」


スマートフォンを使用する上で「ディスプレイが小さくて見づらい」「キーボードがないと入力しづらい」という難点が挙げられますが、わずか1万円ほどの価格でスマートフォンやタブレットをフルキーボード付きの14インチノートPCとして使用できるバッテリー独立型キーボード付きディスプレイが「NexDock」です。

NexDock - The World’s Most Affordable Laptop
http://nexdock.com/

以下の写真に写っているのがNexDockで、見た目は完全にノートPCです。ただしOSは入っておらず、スマートフォンやタブレットを接続することで、ノートPCとして使用可能。


NexDockはWindows 10の新機能である「Continuum」に対応しており、Windows 10スマートフォンを接続することで、PCライクなUIでスマートフォンを操作できるようになります。


Windows 10タブレットを接続すれば、より大きなディスプレイで作業効率の向上につながります。


AndroidにはContinuumのような機能はありませんが、NexDockに接続すれば大きなディスプレイでAndroidスマートフォンの画面をミラーリングできます。


iPhoneならAirPlay接続に対応しており、iPhoneをゲームコントローラーにしてAirPlay対応アプリをプレイ可能。


また、MacBookやUltrabookなどのノートPCと接続して、デュアルディスプレイ環境をすぐさま構築することもでき……


スティック型PCのディスプレイ


Raspberry Piのディスプレイとしても活用することができるわけです。


NexDockのスペックは以下の通り。
寸法:351mm×233mm×20mm
重量:1490g
ディスプレイ:14.1インチ(1366×768)、TNスクリーン(ディスプレイ比率16:9)
付属品:Bluetooth 4.0接続のタッチパッド付きフルキーボード、デュアルスピーカー内蔵
バッテリー:Li-ionバッテリー(3.8V・10000mAh)
ポート:mini HDMI×1、USB×2、TFカードスロット×1、3.5mmヘッドホンジャック×1
電圧:3.5DC、5V・2.5 A

現状のNexDockは14インチのノートPC型のみですが、将来的にはタブレット型やデスクトップPC型を開発予定で、「あらゆるデバイスを好きなディスプレイで」という未来を目指しています。


なお、ノートPC型のNexDockは製品化に向けてIndiegogoで出資を募集中で、記事作成時点で目標金額30万ドル(約3360万円)に対して約9万5000ドル(約1000万円)の出資が集まっています。99ドル(約1万1000円)を出資すれば、初期ロットのNexDock1台が750人限定でゲットすることができ、119ドル(約1万3000円)でNexDock1台を人数無制限でゲットできる出資プランも用意されています。製品の発送は2016年6月ごろを予定しており、別途発送料が必要です。出資の募集は日本時間で2016年3月18日(金)まで行われています。

NexDock: The World’s Most Affordable Laptop | Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/nexdock-the-world-s-most-affordable-laptop--2#/

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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