取材

光学・電子ビューの2種ファインダーをレバーで切替えられるミラーレス「FUJIFILM X-Pro2」フォトレビュー


FUJIFILMのX-Pro1で採用された光学ファインダー&電子ビューファインダーをレバー操作で瞬時に切り替えられる「ハイブリッドマルチビューファインダー」に、OVFとEVFのアドバンテージを融合させた3種のファインダースタイル「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」を採用したFUJIFILMのミラーレスカメラが「X-Pro2」です。Xシリーズでは最大となる2430万画素の新開発APS-Cセンサー「X-Trans CMOS III」搭載で、他にもフィルム写真が持つ独特の粒状感を再現する「グレイン・エフェクト」や一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能な「ACROS」など見どころ盛りだくさんなX-Pro2が、日本最大級のカメラ・写真イベントCP+2016で展示されています。

X-Pro2 | レンズ交換式ミラーレスカメラ | FUJIFILM X
http://fujifilm-x.com/ja/cameras/x-pro2/?_ga=1.130668559.1293828977.1456546157

FUJIFILM X-Pro2 | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_pro2/?_ga=1.55145515.1293828977.1456546157

FUJIFILMのブースに到着。


レトロなデザインが特徴的なこれがX-Pro2。


有効画素数は約2430万画素、レンズマウントはFUJIFILM Xマウント、感度はISO 200~12800で、拡張感度は51200まで。


正面のレンズ左上にはレバーがあり、これを使って光学ファインダーと電子ビューファインダーを瞬時に切り替えたり、OVF使用時でも同時に表示される小型窓でピント・露出・ホワイトバランスなどを確認したりできるようになっています。


レンズを外すとこう。中には新開発のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS III」センサー。センサーは約2430万画素のローパスフィルターレスで、Xシリーズ最高の解像力を発揮します。


天面には「FUJIFILM X-Pro2」の文字と、シャッタースピード/ISOダイヤル、シャッター/電源ボタン、露出ダイヤル。


シャッター/電源ボタンの横にあるダイヤルは、通常時はシャッタースピードを変更するためのダイヤルで……


ダイヤルの外側を持ち上げながら回すとISO感度を変更できます。


底面


ここからバッテリーにアクセス可能。


右側面には……


SDカードのデュアルスロット。


左側面には……


HDMI端子やUSB端子


背面の各種ボタンはこんな感じ。


背面左上にはファインダー


Xシリーズのフィルムシミュレーションには新たに「ACROS」が追加され、一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能。


実際に撮影してみました。X-Pro2には他にもフィルム写真が持つ独特の粒状感を再現するグレイン・エフェクトが搭載されており、同カメラでしか撮れない独特の質感の写真が撮影できます。


さらに、X-Pro2に詰め込まれたテクノロジーを紹介するゾーンもありました。


X-Pro2をバラバラに分解して展示してあったり……


ひとつ前のモデルであるX-Pro1とのデザイン比較が展示されていたり……


新しいファインダーの構造を模型展示していたり……


マグネシウム合金製のボディが経年劣化と共に味のある見た目に変化していくことを示したり、とさまざまな展示がありました。


なお、X-Pro2は2016年3月3日発売で、FUJIFILMの公式ショップでは税込21万5460円での販売となっています。

FUJIFILM X-Pro2: デジタルカメラ | フジフイルムモール

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in レビュー,   取材,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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