Google・Yahoo!・Twitter・Facebook・Microsoft・Appleの従業員1名が稼ぐ収益を比較するとこうなる
by Cathy Labudak
IT企業が2015年に得た収益を従業員数で割り、従業員1名あたりの一体どのくらいの収益を上げているのかを、ソフトウェア開発者のDustin Curtis氏が独自に調査してまとめています。
Curtis氏が調査したのは、Google、Yahoo!、Twitter、Facebook、Microsoft、Appleの6社。従業員1名あたりの収益ランキングは以下のようになっていて、Appleがぶっちぎりで1位に輝いています。
6位:Yahoo!:41万9830ドル(約5038万円)
5位:Twitter:46万2009ドル(約5545万円)
4位:Microsoft:78万9145ドル(約9471万円)
3位:Google:116万648ドル(約1億3930万円)
2位:Facebook:141万2655ドル(約1億6955万円)
1位:Apple:203万2304ドル(約2億4392万円)
Revenue per employee, 2015:
— dustin curtis (@dcurtis) 2016, 2月 1
Yahoo: $419,830
Twitter: $462,009
MSFT: $789,145
Google: $1,160,648
Facebook: $1,412,655
Apple: $2,032,304
収益から人件費などのコストを抜いた従業員1名当たりの純利益ランキングは以下の通り。最下位のTwitterは、収益ではYahoo!を上回っていましたが、利益はマイナスという結果が出ています。
6位:Twitter:マイナス12万9334ドル(マイナス約1552万円)
5位:Yahoo!:5万4182ドル(約650万円)
4位:Microsoft:10万2822ドル(約1234万円)
3位:Google:25万367ドル(約3005万円)
2位:Facebook:29万600ドル(約3488万円)
1位:Apple:46万4296ドル(約5572万円)
Profit per employee, 2015:
Twitter: -$129,334
Yahoo: $54,182
MSFT: $102,822
Google: $250,367
Facebook: $290,600
Apple: $464,296
会社全体の収益としては、Googleなどを傘下に持つAlphabetが2015年第4四半期の決算で収益745億4000万ドル・利益234億2000万ドルと発表していて、Appleの収益を超えたことが判明しています。また、2015年の1年間は時価総額でAppleがAlphabetに勝っていましたが、2016年1月にAlphabetの時価総額が5471億ドル(約66兆円)にまで上がり、Appleの5293億ドル(約64兆円)を上回っています。
AlphabetとAppleの株価の推移を見てみると、2009年頃にAppleがGoogleの株価を抜いていましたが、2016年になって再びGoogleが巻き返してきたことが分かります。
時価総額・株価ともに下落傾向にあるAppleに対して、Googleは2016年に入って勢いを見せつけており、2016年2月2日にはGmailのアクティブユーザーが全世界で10億人突破したことを祝う公式の記念ムービーが公開されています。
Thanks a billion for helping us make Gmail better and better!https://t.co/Rd82YqwGjl
— Gmail (@gmail) 2016, 2月 1
・関連記事
有名企業で働く人々の給料や職種が丸わかりになる「salar.ly」 - GIGAZINE
エンジニアの給料、2014年7月から2015年6月までの傾向はこんな感じ - GIGAZINE
世界の映画の中心地であるハリウッドで働く人たちの給料は一体どれくらいなのか? - GIGAZINE
RPG風の「企業戦士」として職業を描き仕事内容や給料が丸わかりの「日本の給料&職業図鑑」 - GIGAZINE
日米の年収・給与・給料の差がよく分かるクリエイティブな仕事の初任給まとめ - GIGAZINE
「高学歴ほど高給取り」は理系・文系で大きく異なることが判明 - GIGAZINE
・関連コンテンツ