Android各バージョンの使用率が判明、リリースから3カ月のAndroid 6.0 Marshmallowはまさかの数字
Googleの提供するモバイル端末向けOS・Androidの最新バージョンとなる「Android 6.0 Marshmallow」は、2015年10月にリリースされました。そんな、Android 6.0 Marshmallowがリリースされてから約3カ月が経過した時期になって、GoogleがAndroidの各バージョンが一体どれくらい使用されているのかを明らかにしています。
Dashboards | Android Developers
http://developer.android.com/about/dashboards/index.html
Three months after its release, Android 6.0 Marshmallow is on just 0.7% of devices
http://www.neowin.net/news/three-months-after-its-release-android-60-marshmallow-is-on-just-07-of-devices
Googleが公開したデータは2015年12月29日から2016年1月4日までの7日間に収集した、Android各バージョンの使用率。データをまとめると以下のようになり、使用率が最も高いバージョンは約2年前にリリースされた4.4の36.1%。対して、最新版のAndroid 6.0 Marshmallowは2015年10月5日のリリースから約3カ月が経過したにも関わらず、使用率がわずか0.7%とひと月前のデータからわずか0.2%しか使用率を伸ばせないでいることが分かります。なお、Marshmallowの最新版はAndroid 6.0.1ですが、これを使用できる端末はごくわずか。対応端末の少なさが使用率の少なさにつながっていると思われます。
使用率をコードネームごとに分けると以下のような感じ。最も多いのはKitKat、次にLollipop(5.0、5.1)、Jelly Bean(4.1.x、4.2.x、4.3)と続いており、この3つで全体の90%以上を占めています。
以下の表はAndroid端末のディスプレイのサイズと解像度を集計したもの。ディスプレイサイズはSmall・Normal・Large・Xlargeの4つに大まかに分けられており、解像度はldpi(~120dpi)、mdpi(~160dpi)、hdpi(~240dpi)、xhdpi(~320dpi)、xxhdpi(~480dpi)の5通りに分けられています。最も多いのはNormalサイズの端末で、解像度はhdpiが最も多い41%。ディスプレイサイズを抜きで見ても、解像度はhdpiが最も多い42%です。
なお、ディスプレイサイズのSmall・Normal・Large・Xlargeは以下のように分けられています。
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