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富裕層と貧困層ではクリスマスプレゼントの選び方が違う

by Tim Griffin

お店で値下げやセール、クーポンの配布があったらお知らせしてくれるサービスParibus.coが、富裕層と貧困層でクリスマス前に購入する物にどれだけ差があるのかを独自に調査しました。調査の結果、2種類の地域でのクリスマスプレゼントの選び方に大きな差があることが明らかになっています。

Here’s How Christmas Looks Different for Rich and Poor | The Paribus Blog
https://blog.paribus.co/2015/12/21/heres-how-christmas-looks-different-for-rich-and-poor/

Paribusはアメリカの貧しいエリア10箇所と裕福なエリア10箇所を対象に、感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール「ブラック・フライデー」での買い物データを比較。比較対象となった地域はYahoo!ファイナンスをベースに、貧困レベル・平均収入・雇用レベルからピックアップされており、各地域の3週間に渡る100万以上の購入履歴を分析した結果、Paribusは「裕福な人々と貧しい人々ではクリスマスの意味合いが異なる」という仮説を導き出しました。

詳しく言うと、裕福な地域で暮らす人々はギフトカードや電化製品など高額なアイテムに散財する傾向があります。特に、裕福な地域ではギフトカードが人気アイテムで、購入率は貧しい地域に暮らす人々の10倍以上でした。

by Janet Ramsden

一方で、貧しい地域で暮らす人々が購入していたのは、化粧品・食べ物などの生活必需品や、安価なオモチャ。裕福な地域で暮らす人々に比べ、家電製品を購入する割合は約半分で、ボードゲームやオモチャを購入する割合は10倍以上でした。

以下のグラフから2つの地域における買い物の傾向を見ることができます。左の円グラフが裕福なエリア、右の円グラフが貧しいエリアを示すもので、グラフのうち、黄色い部分は家電製品、明るい紫の部分は生活必需品、暗い紫色はオモチャ・ゲーム、赤がギフトカードで、緑はその他となっています。


上記の地域の比較後、さらにParibusがアメリカの裕福な地域10都市と、一人あたりの収入が低い50地域の購入物データを比較したところ、やはり同様のパターンが見られたとのこと。つまり、裕福な人々はギフトカードや家電製品を購入し、貧しい地域の人々は生活必需品とオモチャを購入するという傾向がアメリカの多くの地域でみられたわけです。

価格の側面から見ると家電製品やギフトカードはオモチャなどよりは高価なので当然と言えば当然ですが、過去には研究から富裕層と貧困層ではお金の使い方や行動が違うことが判明しており、クリスマスプレゼント選びというイベント1つとっても差があることが明らかになったと言えます。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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