ソフトウェア

今日は毎月恒例「Windows Update」の日、全部で12件

By mera

今月も毎月更新されるWindowsのセキュリティ更新やバグ修正が配信されるWindows Updateの日がやってきました。今月は「緊急」が4件、「重要」が8件の合計12件となっています。早めにアップデートしておきましょう。

2015 年 11 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-JP/library/security/ms15-nov.aspx

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3104517)

最大深刻度と脆弱性の影響
緊急 リモートでコードが実行される
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows、Internet Explorer

Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3104519)

最大深刻度と脆弱性の影響
緊急 リモートでコードが実行される
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows、Microsoft Edge

リモートでのコード実行に対処する Windows Journal 用のセキュリティ更新プログラム (3100213)

最大深刻度と脆弱性の影響
緊急 リモートでコードが実行される
再起動の必要性
再起動が必要な場合あり
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム (3105864)

最大深刻度と脆弱性の影響
緊急 リモートでコードが実行される
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3104540)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 リモートでコードが実行される
再起動の必要性
再起動が必要な場合あり
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps、Microsoft Lync、Skype for Business

特権の昇格に対処する NDIS 用のセキュリティ更新プログラム (3101722)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 特権の昇格
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

特権の昇格に対処する .NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム (3104507)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 特権の昇格
再起動の必要性
再起動不要
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows、Microsoft .NET Framework

特権の昇格に対処する Winsock 用のセキュリティ更新プログラム (3104521)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 特権の昇格
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

サービス拒否に対処する IPSec 用のセキュリティ更新プログラム (3102939)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 サービス拒否
再起動の必要性
再起動が必要な場合あり
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

なりすましに対処する Schannel 用のセキュリティ更新プログラム (3081320)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 なりすまし
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

セキュリティ機能のバイパスに対処する Kerberos 用のセキュリティ更新プログラム (3105256)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 セキュリティ機能のバイパス
再起動の必要性
要再起動
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Windows

特権の昇格に対処する NDIS 用のセキュリティ更新プログラム (3101722)

最大深刻度と脆弱性の影響
重要 情報漏えい
再起動の必要性
再起動が必要な場合あり
影響を受けるソフトウェア
Microsoft Lync、Skype for Business

なお、次回の提供は2015年12月9日(水)が予定されています。

・追記 2015年11月13日 9:59
11月11日に配信されたWindows Updateの更新プログラム「KB3097877」を適用してから、ペンタブなどのUSBデバイスを接続したままWindowsを再起動すると、PCが正常に起動ができなくなるという不具合が報告されています。この現象についてWACOMが対処方法についてサポートニュースを掲載しています。

なお、Twitterではこのバグによって画面の点滅が続き、ログイン画面に進めなくなっている様子がツイートされています。


WACOMによると、すでにこの現象が発生している場合は、ペンタブなどのUSBデバイスを一時的に取り外せばひとまず起動できるようになるとのこと。その後も該当プログラムがインストールされていると同様の現象が発生してしまうため、以下の手順でプログラムを削除することができます。

【削除方法】
1.Windowsのスタートボタンから「コントロールパネル」をクリック

2.「プログラム」から「プログラムのアンインストール」をクリック

3.左側のメニューにある「インストールされた更新プログラム表示」をクリック

4.インストールされた更新プログラムが表示されます。
「Microsoft Windows(KB3097877)のセキュリティ更新プログラム」をクリックし 「アンインストール」をクリックします。

5.アンインストールの確認画面が表示されるので「はい」を押してください。

6.アンインストールが完了し、再起動を求められた場合はWindowsを再起動してください。


なお、Microsoftは修正パッチのリリースを予定しているとのことです。

WACOM/最新情報/詳細ページ
https://tablet.wacom.co.jp/what/detail/detail_support.html?nno=837

・追記 2015年11月13日 18:51
Microsoftが問題のあったWindowsUpdateの修正パッチ「MS15-115」を公開しました。これを適用することで、再起動時にログインできなくなる不具合が解消されるとのことです。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-115 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-JP/library/security/ms15-115.aspx

もしWACOMの対処方法でもログインできない状態から復旧できていない場合は、一度PCを再起動してWindowsのロゴが表示される前に「F8」キーを押して「詳細 ブートオプション」を表示、次に「コンピューターの修復」を選択し、「システムの復元」を行った上でPCにログインして不具合のあるプログラム「KB3097877」を削除する、という方法をMicrosoftが案内しています。

MS15-115: Description of the security update for Windows: November 10, 2015
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3097877

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
今日は毎月恒例「Windows Update」の日、全部で6件 - GIGAZINE

Office 2016は9月22日にリリース決定、一体何が新しくなるのかまとめ - GIGAZINE

「Firefox 41」正式版リリース、「Firefox Hello」にメッセージ機能が追加 - GIGAZINE

「Google Chrome 45」の安定版がリリース、Flashムービーの自動再生オフでヌルサク動作に - GIGAZINE

最新のiOS 9は旧型機iPhone 4sには少し厳しいOSであることが判明、アップデートすべきなのか? - GIGAZINE

謎のWindows Updateによるエラー発生でMicrosoftサーバーがハッキングされたのではないかと騒動に - GIGAZINE

in ソフトウェア,   セキュリティ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.