レビュー

Nexus 6P&Nexus 5Xを旧型のNexus 6&Nexus 5と比較するとこんな感じ


Nexusスマートフォンのハイエンドモデル「Nexus 6P」は前モデルの「Nexus 6」から1年ぶり、ミドルレンジモデル「Nexus 5X」は前モデル「Nexus 5」から実に2年ぶりのモデルチェンジということで、新旧モデルをそれぞれ外観を中心に比較してみました。

Nexus 6P - 頑丈なメタルフレーム - Huawei - Nexus - Android スマートフォン - Google ストア
https://store.google.com/product/nexus_6p

Nexus 5X - 指紋スキャナ - LG - Nexus - Android スマートフォン - Google ストア
https://store.google.com/product/nexus_5x

◆Nexus 5XとNexus 5を比較
まずは5.2インチディスプレイのNexus 5X(左)と5インチディスプレイのNexus 5(右)を比較します。Nexus 5、Nexus 5XともにLGが製造を担当しているので、Nexus 5XはNexus 5の後継モデルと見てよさそうです。表面の大きな違いは、Nexus 5は底面にスピーカーを搭載しているのに対してNexus 5Xはディスプレイ横のベゼル両サイドにスピーカーを搭載しているという点。


幅はNexus 5Xが72.6mm、Nexus 5が69.2mmとそれほど大きな差はありません。


しかし、ディスプレイサイズの違いに加えて上下のベゼル幅が広がったNexus 5X(左)は縦147.0mmと、縦137.9mmとかなりコンパクトだったNexus 5(右)よりも1cm近くサイズアップしています。


重ねるとNexus 5XはNexus 5よりも一回り大きいことが分かります。


なお、厚さはNexus 5Xが7.9mm、Nexus 5が8.6mmと、Nexus 5Xは薄型化していることが分かります。


横幅の違いはわずかに見えて、実際に持ってみると違いがよく分かります。重さはNexus 5Xが136gでNexus 5は130gとほぼ同じですが、元Nexus 5ユーザーでNexus 5Xに乗り換えた編集部員は、サイズアップしたことで片手での操作性が悪くなったことを実感したとのこと。


ディスプレイサイズは大きくなりましたが解像度はフルHD(1920×1080)と同じなので、表示上の大きな違いはありません。


背面はカメラ・LEDフラッシュの位置、AF用レーザーセンサー、指紋認証センサーの有無という違いがあります。


ボタンの配置も変更されています。Nexus 5X(上)では右側面にボリュームボタンと電源ボタンを集約。


Nexus 5(下)は左側面にボリュームボタンがありましたが、Nexus 5XではSIMカードスロットに変更されています。


Nexus 5ではマイクロSIMだったSIMカードサイズは、Nexus 5XではiPhoneシリーズと同様にナノSIMサイズに変更されました。


大きな違いは底面にもあり。


Nexus 5X(上)ではType-CのUSBポートが採用されています。


◆Nexus 6PとNexus 6を比較
続いてNexus 6P(左)とNexus 6(右)の比較。Nexus 6がMotolora製だったのに対して、Nexus 6PはHuawei製と製造メーカーが変更されました。このため、Nexus 6とNexus 6Pは純粋な後継機とは言えない面もありますが、Nexusスマートフォンのハイエンドモデルとしては後継機にあたります。


Nexus 6P(左)は5.7インチディスプレイと、6インチディスプレイだったNexus 6(右)からサイズダウン。なお、両モデルとも解像度はWQHD(2160×1440)となっています。


幅を比べるとNexus 6に比べてNexus 6Pがかなりスリムであることが分かります。


なお、ともに大画面のファブレットで、ボタン配置はほとんど同じ。一般的なスマートフォンよりも側面中央よりにボタンを配置するところなどはよく似ています。


もっとも天面のイヤホンジャックの位置はわずかに違いがあります。


Nexus 6PはType-CのUSBポートを採用しており、Micro-USBポートだったNexus 6から確実に進化しています。


画面表示は同一解像度ということもあって大差なし。アイコンの間隔もほとんど同じです。


持ち比べると、Nexus 6に比べればNexus 6Pははるかにコンパクトなのがよく分かります。


片手操作はほぼ不可能だったNexus 6に対して、Nexus 6Pだと親指と逆サイドのアイコンにギリギリ指がとどきそう。手が大きい男性ならばNexus 6Pを片手操作で使うことは可能かもしれません。


意外な点で進化を発見。Nexus 6では机の上に置いて操作するとガタついていたのに対して、Nexus 6Pでは文句なしの安定性を実現しています。

Nexus 6PとNexus 6を机の上で操作するとガタツキに雲泥の差 - YouTube


Nexus 6Pは「大画面故に机に置いた状態で使いたい」という需要に確実にこたえてくれそうです。

・つづき
Nexus 6P&Nexus 5Xの指紋認証機能「Nexus Imprint」があまりにも便利すぎ - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Googleの最新スマホ「Nexus 6P」&「Nexus 5X」の外観をじっくりチェックしてみた - GIGAZINE

「Nexus 6P」を実際に触ってみたよムービー&フォトレビューまとめ - GIGAZINE

「Nexus 5X」を実際に使ってみたよムービー&フォトレビューまとめ - GIGAZINE

Googleの「Nexus 5X」と「Nexus 6P」の価格&予約受付開始日が判明 - GIGAZINE

Googleの「Nexus 6P」をバラバラ分解、見た目だけでなく中身も特別仕様 - GIGAZINE

Nexus 5Xのイエロースクリーン問題があちこちから報告される - GIGAZINE

Nexus 6Pは「曲がりやすい」「いや曲がりにくい」と真っ向対立の意見が噴出 - GIGAZINE

in レビュー,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.