ノートPCとしてもバリバリ使えそうなWindows 10タブレット「Surface Pro 4」を実際に触ってみたよムービー
Microsoftが2015年10月6日に開催したWindows 10デバイスの発表会で、Windows 10 Pro搭載タブレット「Surface Pro 4」を発表しました。Surface Pro 4は、現行の「Surface Pro 3」から特にハード面で大きな進化を遂げており、その性能がわかる公式ムービーやArs Technicaによるハンズオンムービーが公開されています。
Surface Pro gets a better screen, a Skylake processor | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2015/10/surface-pro-gets-a-better-screen-a-skylake-processor-and-an-xl-version/
Hands-on: The Surface Pro 4 is a design that’s settled down | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2015/10/hands-on-the-surface-pro-4-is-a-design-thats-settled-down/
Microsoftが発表したSurface Pro 4。
Surfaceには欠かせないスタイラスペン「Surface Pen」も新型が登場しました。
新しいSurface Penはシルバー、ゴールド、レッド、ブルー、ブラックの5色展開。
また、タイプカバーもメジャーアップグレード並みの変更が加えられています。
発表されたSurface Pro 4の性能がサクッとわかるムービーは以下から確認可能です。
The New Microsoft Surface Pro 4 - YouTube
Surface Pro 4は最新のWindows 10 Proを搭載したタブレット。
背面にはWindowsのロゴ。
新しいタイプカバーは指紋センサーを搭載していますが、これはアメリカ国内のみの販売になるとのこと。指紋リーダーが搭載されていないモデルも同時に発表されており、日本では指紋リーダーなしバージョンが販売されると思われます。
厚さは8.4mmで、重さはCore i5/Core i7モデルが786g、Core Mモデルが766g。現行モデルより薄く、軽量化に成功したとのこと。また、バッテリーライフは動画再生時で最大9時間となっています。
ディスプレイはアスペクト比3:2の12.3インチで解像度は2763×1824px(267ppi)にアップ。10点マルチタッチに対応しています。
Bluetoothで本体と接続するSurface Penは1024段階の筆圧を検知可能。ペン頭部のボタンを押すと、Microsoftの音声アシスタント「Cortana」を起動できます。
Surface Penは本体の側面にマグネットでドッキングするタイプに変更されており、これなら紛失することもなさそう。
タイプカバーは一つ一つのキーの間にスペースができて、タイプしやすくなっているとのこと。
より速く、より静かにタイプすることが可能です。
キーのタイプカバーはMicrosoft製品史上最薄。
タッチパッドは現行モデルから40%大きくなりました。
5点マルチタッチに対応。
ハイブリッド冷却システム搭載。
プロセッサはIntel第6世代Core M3、Core i5、Core i7から選択可能。
メモリのRAMは4/8/16GB、ストレージは128/256/512GB/1TBまで、幅広い用途に対応しています。
スピーカーは前面に搭載。
フロントカメラは500万画素、リアカメラは800万画素・1080p撮影に対応。
タイプカバーを装着すると、ノートPCスタイルに変化します。
Surface Pro 4は、Microsoftのアメリカ公式ストアで予約受付が開始されていて、Core M3/4GB/128GBが最も安く899ドル(約10万8000円)で、Core i7/16GB/1TBの最上位モデルが2699ドル(約32万5000円)となっています。
なお、発表会会場では発表されたばかりのSurface Pro 4が展示されていて、実機に触ることが可能でした。
タイプカバーを装着するとこんな感じ。
進化を遂げたタイプカバーのキーボードがどのような構造になっているかわかるモデルも展示されていました。
展示されていたSurface Pro 4を実際に触ってみた様子は以下のムービーから確認できます。
Microsoft's Surface Pro 4 hands-on - YouTube
Surface Pro 4はブラウザのEdge上でメモをとるように書き込むことが可能です。実際に端末を触ったThe Vergeによると、新型のSurface Penは現行モデルよりも書きやすさが向上しているとのこと。
薄くなったSurface Pro 4は開閉時の動作もスムーズで、カバンからサッと取り出してサクッと作業できます。
2014段階の筆圧を検知するSurface Penで薄さや太さの違う線を書き込んでいます。
Surface Penはマグネットドッキングに変わったということで……
パチッとはめてみたところ。マグネットは強すぎず弱すぎずといった印象で、勝手にとれてしまうことはなさそう。本体の側面にドッキングして充電も行えるのは便利と言えます。
次はタイプカバー。
The Vergeが絶賛していたのがタイプカバーで、キーの間にスペースができたことでかなりタイプしやすくなっているとのこと。入力時の反応速度も申し分ありません。
これは大きくなったタッチパッド。
タッチパッドの反応速度も問題なし。
映像を確認した限り、Surface Pro 4は現行モデルから大幅に向上しており、ノートPCとしても問題なく使えそうな印象を抱きました。
なお、Surface Pro 4が発表されたプレゼンテーションの様子は以下のムービーから確認可能です。
CNET News - Microsoft unveils Surface Pro 4 - YouTube
CNET News - Surface Pro 4 comes with a new Type Cover - YouTube
CNET News - Surface Pro 4 gets an all-new pen - YouTube
また、ポッドキャストの「backspace.fm」を提供しているKoh AokiさんがAdobeMAX会場で展示されていたムービーレビューを公開しており、以下のムービーから確認可能です。
最速Surface Pro 4レビュー in #AdobeMAX - YouTube
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