新型「Nexus 6P」の資料が流出、バッテリー容量や本体素材など詳細スペックが明らかに

現地時間2015年9月29日に開催されるGoogleのNexus関連イベントでNexusシリーズの最新モデル「Nexus 6P」が発表されると見られていますが、販売店向けのプロモーション用資料が流出しImgurにアップロードされており、Nexus 6Pの詳細情報が明らかになっています。

Nexus 6P Presentation - Album on Imgur
http://imgur.com/a/YGUzM

[Update: More Specs] Nexus 6P Presentation Leak Includes More Images, Confirms Metal Body, Gorilla Glass 4, And 3450mAh Battery
http://www.androidpolice.com/2015/09/27/nexus-6p-presentation-leak-includes-more-images-confirms-metal-body-gorilla-glass-4-and-3450mah-battery/

Nexus 6PはNexusシリーズとして初の、本体全面にメタル素材を使用した端末で、スクリーンには高い強度を誇るゴリラガラス4を採用。画像を見る限り、背面上部の黒いカメラ用パーツは、本体のメタル素材となめらかに接合されているようです。

資料には「メタル素材を使用することで、なめらかなデザインを実現」と書かれていますが、Android Policeは「メタル素材ということはワイヤレス充電ができないのでは？」と予想しています。

ディスプレイサイズは5.7インチ、プロセッサにSnapdragon 810 version 2.1を採用するなど、スペックはおおむねリーク情報の通りで、新たに3450mAhの大容量バッテリーを搭載することや、本体前面に2つのスピーカーが備え付けられていることが判明しています。本体重量は178グラムとなっていて、Nexus 6の184グラムからわずかに軽量化。

巨大ディスプレイ＆大容量バッテリーで動画やゲームを長時間楽しめることをアピール。接続用の端子にはUSB Type-Cポートを搭載しています。

カメラ機能については「あなたが撮影している写真のうち80％は撮影時に光量が足りていない、と知っていますか？Nexusのカメラはより多くの光を取り入れて、暗い場所でもきれいな写真を撮影できます」と書かれています。

本体背面に搭載された指紋認証用センサーは、本体を手で握った時に自然と指が触れる場所に設置されているとのこと。センサーに触れることで端末ロックを解除したり、複数人の指紋を登録しておけば1台の端末を数人でシェアしたりすることも可能。

以下のスライドは、「販売店の店員がどのようなユーザーにNexus 6Pをオススメすればよいか？」というマニュアルになっています。

Nexus 6Pは最新のAndroid 6.0 Marshmallowを搭載し、Now on Tap機能や指紋認証機能、アプリのアクセス制限機能などを利用可能です。

Now on Tapは、ホームボタンを長押しすると必要な情報を自動で検索してくれるという便利な機能。

また、Android 6.0 Marshmallowでは、端末を使っていない時にスリープモードに移行したり、頻繁に使うアプリに最適化したバッテリー駆動を自動で行ったりするなど、バッテリーが長持ちするシステムを搭載。

アプリごとにアクセスできるデータをコントロール可能な機能もAndroid 6.0 Marshmallowから新たに追加されています。

Nexus 6Pの本体カラーは、アルミニウム、グラファイト、フロスト、ゴールドの4色展開で、ゴールドは日本国内限定カラーとのこと。

なお、Googleドキュメントにアップロードされていた元ファイルから、Nexus 6Pのさらに詳細なスペックが明らかになっており、ディスプレイには従来のIPS液晶ではなくAMOLEDディスプレイが使われ、本体サイズは縦159.4mm×横77.8mm×薄さ7.3mmであることが判明しています。また、RAMは3GBで、カメラはf値2.0の1230万画素メインカメラと800万画素フロントカメラを搭載しているとのことですが、本体価格はいまだ不明のままです。