この世の終わりかと思ったら超大音量の目覚まし時計「スーパーライデン」だった
「部屋を逃げ回る目覚まし時計」や「UFOキャッチャーで景品を取るまでアラームが鳴りやまない目覚まし時計」など、普通の目覚まし時計では起きられない人のための目覚まし時計があれこれありますが、そもそも眠りが深い人は生半可なアラーム音量だと聞こえないということも。「明日は絶対に寝過ごしてはいけない……」という朝の頼れる相棒となるのが、100デジベルを越えるありえないアラーム音を発する超大音量目覚まし時計の「スーパーライデン」です。
NR523K
http://www.seiko-clock.co.jp/product-master/nr523k/
大音量目覚まし「スーパーライデン」の音量がどれほどすさまじいのかは、騒音計を使って音量を計測した以下のムービーを再生するとよくわかります。
大音量目覚まし「スーパーライデン」の音量はこんな感じ - YouTube
というわけで編集部に「スーパーライデン」が到着。
カパっと開封します。
中に入っていたのはスーパーライデン本体、説明書、単3電池4本です。
本体はこんな感じで、電子音ではなく実際にベルを搭載していることもあり、目覚まし時計としてはかなりの存在感。
iPhone 5sと並べてみました。一般的なスマートフォンよりはるかにビッグサイズであることがわかります。
横からみるとこんな感じで寸法は9.8×22.2.×12.5cm。
電波時計なので一度時刻が合えば時間がずれないのが便利なところ。メーカーのシールですら「超激音!!」とうたうほどのアラームとは一体……。
本体上部にアラーム音のつまみがあり、「MIN/MID/SUPER」の3段階でボリュームを切り替えることができます。
背面には各種ボタンや目覚ましスイッチがあります。
さっそく底面から単3電池を4本入れてスーパーライデンを起動してみます。
液晶画面のシールを剥がしてみると……
実際の液晶画面の表示はこんな感じ。上半分が現在時刻で、下半分は左から日付、温度、湿度が表示されています。
電池入れ替えの際は必ずリセットするよう説明書に書かれているので、まずは背面のリセットボタンをペン先など細いもので押します。
続いて電波で日時を合わせるため、背面の「受信」をポチっ。
後は電波塔から電波の受信を待つのみ。5分~30分ほどで電波を受信して正確な時刻を表示し始めます。屋内だと受信しづらい場所があるので、何分たっても時刻が合わないときはしばらく屋外に出しておくとベター。
というわけで時刻が合いました。
デフォルトでは午前/午後表示ですが、背面のボタンから24時間表示に切り替えることも可能。
上部のボタンを押すと液晶が明るく点灯するので、暗い場所でも時計を確認することができます。
目覚ましを設定するには背面のスイッチを「ON」に切り替えると……
画面左下に「アラーム時刻」が表示されるので、「戻る/進む」ボタンで起床したい時間を設定します。1分ごとにしか時刻をカチカチできないので、例えば朝の7時に設定していて次に夜の20時に合わせるときは少し時間がかかるのが残念なところ。
最後はアラーム音量を設定すればOK。
アラームが鳴り出すと上部の液晶点灯スイッチで停止できますが、5分後にスヌーズでまたアラームが鳴るという鬼畜仕様。完璧にアラームを止めるには背面の目覚ましスイッチを「OFF」に切り替える必要があります。
実際にアラーム音がどれくらいなのか騒音計で計測したところ、最小の「MIN」で88.4デシベル。
真ん中の「MID」の時点ですでに100オーバーの105デシベル。
最強の「SUPER」だと110.8デシベルになりました。なお、静かな環境だと45デシベルで、80デシベルで地下鉄の車内、100デシベルで電車が通るときのガード下、110デシベルでヘリコプターの近くの騒音レベルと言われています。
実は2年以上この目覚まし時計を使っているのですが、MINで十分目覚められるほどの音量。「明日は絶対に起きないといけない」という日はSUPERに設定することがありますが、すやすや眠りこけているときにジリリリン!と鳴り出した瞬間は、一体何が起きているのか理解できないレベル。すさまじい音量なので近所迷惑になる可能性があるのは要注意です。心臓がバクバクしながら飛び起きることになるので「良い目覚め」とは言えませんが、アラームを止めても5分後にスヌーズでまた鳴り出すので、ほぼ確実に起床可能。「これで起きられなければもう手立てはない」と言えるほどで、結果的には絶大の信頼を置いている目覚まし時計となっています。
なお、スーパーライデンはAmazonだと4788円で販売中。「スマートフォンのアラームでは起きられない」という人にオススメです。
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