iPhoneが10~30分間隔でブルースクリーンになって再起動する現象が報告される
一部のiPhoneユーザーの間で、頻繁にOSが再起動したりブルースクリーンが表示されたりする問題が起きていることが明らかになりました。
T-Mobile iPhone Users Seeing Frequent Random Restarts and Blue Screens - Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2015/06/24/t-mobile-blue-screen-of-death-issue/
2015年6月24日頃から、iPhoneが突然再起動したりブルースクリーンを表示したりする現象が、一部のiPhoneユーザーから報告されはじめました。Apple関連のニュースを取り扱うMac Rumorsが、iPhoneユーザーからの報告を受けて調べてみたところ、Twitter・Facebook・reddit上でも同じ現象に悩まされているユーザーの報告を多数発見します。
MANY #Apple #iPhones are randomly rebooting today with an apparent blue screen error/bug. @tim_cook #Twitter is lit up with reports today.
— Joe Szilagyi (@joeszi) 2015, 6月 24
報告されているところによると、iPhone画面が急にブルースクリーンになって端末が再起動、これが10分から30分間隔で何度も起きるそうです。また、報告の多くはアメリカの携帯通信キャリアT-Mobile版iPhoneユーザーからあがっており、再起動現象が起きていることが確認されているのはiPhone 6・iPhone 6 Plus・iPhone 5sの3モデル。OSのバージョンはiOS 8以上であったことも確認されています。
Facebook上に投稿されたiPhone 5sがブルースクリーンになった瞬間の写真がコレ。
なお、現在のところ再起動現象はT-Mobile版iPhoneのみで起きる現象なのかどうかも不明で、T-Mobileがごくごく最近になって再起動現象の原因となるようなキャリアアップデートを行ったかどうかも不明なままです。T-Mobileのサポートスタッフに問い合わせを行ったというredditユーザーによれば、サポートスタッフは再起動現象が端末のメモリに関する問題であるとにらんでいるそうです。
再起動現象を止める方法としては、「iPhoneを初期化すること」があげられており、T-Mobileのカスタマセンターもこの方法を推奨しています。端末から初期化できない場合、iTunes経由で端末を工場出荷時の状態に戻し、古いテキストメッセージを削除することが勧められています。また、再起動現象を経験した多くのユーザーによれば、FaceTimeなどのWi-Fiを使用する通話機能を無効化することで再起動現象が起きなくなった、とのことです。
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