取材

4KゲームPCやOculus Riftでの超絶VR体験など最上位グラボ「GTX980Ti」の圧倒的高性能ぶりを見せつけるNVIDIAブース


NVIDIAがコンシューマー向けグラフィックボードの最上位モデルとして「GeForce GTX 980 Ti」をついに発売しましたが、COMPUTEX TAIPEI 2015に合わせてGTX980Tiの威力をこれでもかと見せつけるデモブースを公開中です。

GeForce GTX 980 Ti Graphics Card | GeForce
http://www.geforce.com/hardware/geforce-gtx-980-ti/buy-gpu

グランドハイアット台北に到着。COMPUTEX TAIPEI 2015会場の台北世界貿易中心展覧大樓(TWTC)横にあるグランドハイアット台北にはIntelやDELLなどのメーカーが、ホテル内でもデモを行うことがあります。


NVIDIAは3Fのホールに巨大なデモブースを構えていました。


なお、このデモブースはオープンで一般開放されています。


いざ、入場。


いきなり登場する巨大なディスプレイには「4K GAMING」。ゲーミングPCはすでに4K時代に突入というわけです。


というわけで、さっそく4Kゲームを体感してみることに。


コンシューマー向けグラフィックボードの最高峰「GTX980Ti」を3-Way SLIしている模様。


4Kの高精細なグラフィックがヌルヌル動く様子は圧巻です。


シミュレーターから派生したという4K画質のレーシングゲームの圧倒的描画力は以下のムービーで確認できます。

GTX980Tiを3-Way SLIで4Kゲームもヌルヌル動作 - YouTube


これは横3440×縦1440のレーシングゲームのデモ。


モニターは先日、ASUSから発表されたばかりの湾曲液晶ディスプレイ「ROG 34-inch Curved G-SYNC Monitor」


ゲームをプレイすると気づく没入感。従来、液晶ディスプレイ3枚を使って行っていたレーシングゲームでは、ベゼルによる境目が気になり没入感が損なわれていましたが、このようなウルトラワイド液晶を使えばよりゲームに集中できるのがはっきり分かります。また、NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC」対応なのでカクツキやテアリングを抑え、快適なプレイが可能です。


なお、このゲームはGTX980Tiを1枚挿しで楽々プレイできていました。


また、ゲーミングノートPCにもG-SYNCテクノロジーが採用されました。


G-SYNCのロゴ。液晶ディスプレイはもちろんG-SYNC対応のもので、NVIDIAがG-SYNCに堪え得るスペックを満たす液晶パネルの情報をノートPCサプライヤーに提供することで、G-SYNCをノートPCで利用可能になっているとのこと。


すでにASUS、MSIなどからG-SYNC対応のゲーミングPCが発表されています。


続いてWindows 10で採用されるDirectX 12を使ったデモ。


6000万個のポリゴンを使った映像は、不気味の谷を越えつつあります。


肌の質感はもはや現実と架空の区別が付かないレベル。


細かなまつげや瞳に反射する物体まで再現可能。これをリアルタイムで描画する難しさは、ストーリーが確定した映画のCGとは一段違うレベルの難しさです。


DirectX 12の威力が分かるムービーがこれです。

GTX980Tiを4-Way SLIでDirectX 12の威力を体感 - YouTube


リビングスペースを再現したブースもありました。


これはSTB「NVIDIA SHIELD」のデモ。


SoCにはTegra X1を搭載で4K60pのムービーを再生可能なHDMI2.0にも対応しています。Android TVを採用しており、AndroidのゲームアプリやNVIDIAのストリーミングゲーム「GRIDゲームストリーミング」でクラウドベースでゲームをプレイすることもできます。


スマートフォンやタブレットサイズにもできるTegra X1なので、無線LANルータほどの大きさしかありません。これで4K60p出力に対応するということからTegra X1のスペックの高さがよく分かります。


さらにNVIDIAは高い描画力を仮想現実(VR)にも投入。


体験する人が付けているのはVRヘッドセットOculus Rift。


まわりをキョロキョロ。


時おりビクっとなっています。


Oculus Riftを使ったVR体験デモにもGTX980Tiが使われていました。


実際に体験してみましたが、360度周囲一体を別世界に変えるVRの没入感には脱帽。写真やムービーで伝えられないのが残念ですが、百聞は一見にしかず、機会があればぜひとも試して欲しい異次元空間が広がっていました。


なお、ブースではVRゲーム体験をすることも可能。


GTX980Tiを中心に、NVIDIAのグラフィック性能を見せつける圧倒的なブースとなっていました。

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in 取材,   ソフトウェア,   ハードウェア,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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