「のうりん」とFC岐阜コラボ盛りだくさんの「アニ×サカ!!」第3戦目レポート、ひとりでは食べ尽くせない大量の屋台とイベントを堪能してきた
Jリーグ所属のプロサッカークラブとアニメのコラボイベントが「アニ×サカ!!」で、アニメとサッカークラブがコラボグッズを販売したり、試合前のちょっとした時間をアニメの力で盛り上げたり、いろいろなコラボ企画が交錯しまくります。アニ×サカ!!第3戦目はJ2第16節のFC岐阜対水戸ホーリーホック戦で開催されるということで、アニメ「のうりん」とのコラボ満載になるようなので、実際にどんなイベントになっているのかを現地で観戦してきました。
5/31(日)18:00vs水戸ホーリーホック戦、試合情報|新着情報|FC岐阜オフィシャルサイト
http://www.fc-gifu.com/information/8929
【アニ×サカ!!第3戦】5月31日水戸戦のうりんコラボマッチ開催のお知らせ|新着情報|FC岐阜オフィシャルサイト
http://www.fc-gifu.com/information/8690
試合前に大型ビジョンに映し出された、バイオ鈴木こと鈴木燈とマネー金上こと金上虎於によるぷちスタジアムDJの様子は以下のムービーで見られます。
アニ×サカ!!第3戦の試合前ぷちスタジアムDJの様子 - YouTube
◆現地に行かなくても楽しめるコラボコンテンツ
試合開始前からFC岐阜×のうりんのコラボマッチを盛り上げるコンテンツが用意されており、ライトノベル「のうりん」の作者である白鳥士郎先生による書き下ろし短編「農林サッカー」が無料で公開されています。
特別編 農林サッカー
(PDF注意)http://ga.sbcr.jp/sp/norin/norin_soccer.pdf
◆現地レポート
アニ×サカ!!第3戦目はFC岐阜のホームゲームなので、「長良川競技場」で開催されます。最寄り駅はJR岐阜駅もしくは名鉄岐阜駅ですが、どちらの駅からも距離があるので駅からはバスを使うと良さそう。
JR岐阜駅はこんな感じ。
改札を出たら掲示に従って長良口にあるバスターミナルへ。
JR岐阜駅では遠くから遠征してきたと思われる水戸サポーターを発見しました。
JR岐阜駅方面からバスで長良川競技場まで行く場合、乗り場や時刻表を(PDF注意)ココでチェックしておくと良さそう。長良川競技場近くまで行くバスは複数あるのですが、今回は11番のりばから「市内ループ左回り」に乗ってスタジアムへゴー。
こんなバスに乗車。岐阜市内を走るバスの中には1台だけのうりんコラボのラッピングバスが走っているそうですが、今回はお目にかかることができませんでした。
バス車内でアニ×サカ!!の告知を発見。正確に言うとこれは「岐阜バスでスタジアムにFC岐阜を応援に行こう!」キャンペーンの車内キーワードで、これをスタジアムのインフォメーションブースでスタッフに伝えるとオリジナルコースターがもらえます。
11番のりばから乗った「市内ループ左回り」の場合、スタジアムの最寄りバス停は「岐阜メモリアルセンター北」になります。バス代は210円ですが、乗車時間は約30分。
バス停で発見したFC岐阜のユニフォームを着たサポーターについていくと……
すぐにスタジアムを発見できます。
これが長良川競技場。
競技場の目の前には「サンサンデッキ」という芝生スペースが広がります。
試合前に開催されるイベントについてはこんな感じで大きな看板に書かれていました。
スタジアム前のスペースの一角では当日券も販売されています。
当日券の価格はこんな感じ。前売券の方が安く購入できますが、当日券でもバック自由席ホームの一般を税込2200円で購入可能。
そんなわけで、今回はホーム側のバック自由席へ潜入してみることに。
試合開始3時間前の15時から多くのイベントがスタートするとのことだったので、15時少し前にスタジアムにまでやってきたのですが、のうりんコラボグッズの販売は12時からスタートしていた模様。
コラボグッズ販売テントの前には多くの人がワラワラ集まっていました。
ここで販売されていたコラボグッズは、左からコラボスターセイバー・コラボタオルマフラー・たまごかけごはんセット。たまごかけごはんセットは15時過ぎの時点で既に完売していました。
コラボタオルマフラーはのうりんデザインの袋に入っており……
デザインはこんな感じ。若旦那がデカデカとスペースを占領しており、このコラボタオルマフラーを首に巻いたサポーターもたくさんいました。
コラボスターセイバーはこんなデザイン。FC岐阜のユニフォームを身にまとう木下林檎のイラストつきです。
さらに、コラボTシャツも発見。こちらもタオルマフラーと同じく若旦那メインのデザイン。
スタジアム内ではこのコラボTシャツを着用しているサポーターもチラホラ見かけました。
その他、FC岐阜×のうりんのコラボ缶バッチも販売されていました。
試しにガチャリ。
「チャンスやら!」と書かれた、中沢農のイラストつき缶バッチをゲット。
また、コラボグッズ販売テントの横では「のうりん」も参戦している音楽ゲーム「ミラクルガールズフェスティバル」のPV上映&草壁ゆか等身大パネルも展示されていました。
コラボグッズの販売されているそばには芝生公園があり、ここでサッカーをしながら試合開始までの時間をつぶしている人もいました。
FC岐阜のオフィシャルショップも発見。
ラモス……。
芝生公園横のスタジアムへ伸びる通路には大量の屋台が並んでおり、プチお祭り状態。
プチ行列ができていた「飛騨牛こもり」からはお肉のいい香り。
食欲をそそられまくってしまったので、飛騨牛串焼き(1本400円)を購入。
パクリと食べてみると、普通のお祭りの屋台で出てくる牛串とはまったく別次元のやわらかさの牛肉を堪能できました。
こちらの「鶏ちゃん焼きそば」「鶏ちゃん唐揚げ」も大人気。
鶏ちゃん焼きそばを購入してみました。箸袋がFC岐阜仕様で、サッカー観戦に来たことを思い出させられます。
パカリ。
実際に食べてみると、鶏肉にジューシーさはあまりありませんがスッとかみ切れるくらいの柔らかさ。焼きそばに使用されているソースは甘口で、子どもにも食べやすい味に仕上がっています。
屋台村にはかなり大量の人が集まってきており、試合開始の1時間以上前でもこの人の入り。
アニ×サカ!!第2戦目でも見かけたのうりんと岐阜県美濃加茂市のコラボ特産品。
偶然見かけた謎の緑色マン。
他にも、屋台村の一角には献血バスがとまっており献血の協力を求めていました。
献血に協力すれば以下の2枚のコラボポスターをゲット可能。1枚目はアニ×サカ!!試合告知用のポスター。
2枚目のポスターは、2014年に行われた「のうりん×献血」のオリジナルコラボポスター。
さらに、献血後にはのうりんコラボのオリジナルしおりもゲットできます。
屋台村の中に一際大きな人だかり。
ここにはプラモデルを1/1で作る会が制作した「ヴィーゼル空挺戦闘車」が展示されていました。
車体にとりつけたペットボトルロケットを発射する、というパフォーマンスも披露してくれました。
ロケットランチャーからもペットボトルロケットを発射して試合を観戦しに来たサポーターを沸かせます。
屋台村のはじっこでのうりんステッカーを貼った軽トラも見つけました。
ナンバー部分に「アニ×サカ!!」のロゴ。
荷台部分にはのうりんのキービジュアルが張られていました。
スタジアムの外で行われていたイベントを満喫したところでスタジアムに入場します。
正面入口はここ。
チケットの半券はスタジアムに再入場する際に必要になるのでしっかりポケットにしまっておきましょう。
バック自由席は正面入り口を左に曲がってそのまま真っすぐ。
バック自由席(ホーム側)はこんな感じ。
アニ×サカ!!第3戦ということで「のうりん」「ガールズ&パンツァー」のロゴがスクリーンにデカデカと映されていました。
スタンドには芝生のごろ寝スペースと……
イスの2種類があるので好みの場所で観戦可能。
こんな感じに芝生に寝転んでまったり試合観戦してもOK。
ホーム側のサポーターがもっとも多く集まっていたのはバックスタンドのコーナー近く。声をからして熱い応援を送りたい、という場合はこの辺りに行けばOK。
ゴール裏からグランド側を見るとこんな感じ。陸上トラックつきなのでグランドまでは若干距離があります。
メインスタンドにも人が集まってきているところ。
スタジアムに入場した際にもらった袋の中には……
マッチデープログラムが入っていました。表紙には「のうりんコラボマッチ」の文字。
のうりんコラボユニフォームを着用しているサポーターもチラホラ。のうりんのキャラクターが絶妙なサイズで描かれているため、分かる人が見れば「ヤツはのうりんファンだな!」となるのですが、知らない人から見れば通常版のユニフォームと見分けがつかないレベル。、
試合開始数分前になって選手がウォーミングアップのためにグランドに登場。
そして選手紹介がスタート。まずはアウェーの水戸ホーリーホックの選手紹介から。
FC岐阜の選手紹介の前に、突如のうりんのキャラクターによるぷちスタジアムDJがスタート
バイオ鈴木と……
マネー金上が登場してスタジアムを盛り上げてくれます。
2人のぷちスタジアムDJの様子は以下のムービーで見られます。
アニ×サカ!!第3戦の試合前ぷちスタジアムDJの様子 - YouTube
その後、FC岐阜側の選手紹介が行われました。
FC岐阜の選手紹介は以下のムービーでみられます。
FC岐阜の選手紹介はこんな感じ - YouTube
試合開始直前。
大人に混じって小さなフラッグを振る小さなサポーター。
選手入場も「のうりん」仕様
スタジアムが小さめなせいかかなり人が入っているように見えます。
というわけで試合スタート。
コーナー付近はこの人口密度。
メインスタンド側は空きがありました。
東京ヴェルディのホームではスクリーン上に甘城ブリリアントパークのキャラクターたちが登場しましたが、FC岐阜のホームスタジアムでは「のうりん」のバイオ鈴木とマネー金上がチャンスになるとこんな感じで表示されます。
そして開始17分でいきなりゴール!FC岐阜が先制です。
喜びを分かち合うサポーターたち。
そんな喜びもつかの間、速攻で1点を返されて試合は1対1の振り出しに戻ります。
そしてそのまま前半終了。FC岐阜は終始水戸ホーリーホックに押され気味で、時折カウンターからチャンスを作り出していましたがゴールが遠い感じ。
ハーフタイム中に流れたのうりん×献血キャンペーンの宣伝。
そしてスタジアム内にのうりん軽トラが登場。。
これがスタジアム内をぐるりと走り回ってしました。
日が落ちてきてメインスタンドはライトが点灯。
後半がスタート。後半はFC岐阜側の攻撃も増え、特に左サイドを深くえぐってからのクロスなどで惜しいチャンスを複数回迎えましたが、なかなかゴールはこじ開けられません。
月も出てきましたが、それでもスタジアムからサポーターの声が止むことはありませんでした。
そして試合中、なぜか数発だけ花火があがりました。一体なんだったのか……?
試合終了間際にはFC岐阜がかなり押し込んで攻撃を続けます。押し込んで惜しいチャンスを何ども作るのですが……
結局追加点は奪えないまま試合終了。試合全体を見ればどちらが勝ってもおかしくない展開でしたが、終盤はFC岐阜が攻勢に出てあわや1点というシーンを数回作り出していただけに、何とも悔しい結果。
試合終了後にもバイオ鈴木とマネー金上によるぷちスタジアムDJが放送されました。スタジアム内にはのうりんとFC岐阜のコラボグッズを持ったサポーターがたくさんいたので、今回のコラボイベントがきっかけで初めてスタジアムを訪れた、というサポーターたちがアナウンスの通りのうりんを通してFC岐阜のサポーターになってくれれば、イベントは大成功といえるのかも。
アニ×サカ!!第3戦目の試合終了後に流れたアナウンス - YouTube
試合後の正面入口はこんな感じでごった返し状態。家に帰るまでがアニ×サカ!!なので、みなさんお気をつけてお帰りください。
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