iOS 9はiPhone 4sを含む古いデバイスにも最適化され、脱獄不能になる可能性もアリ

by Matthew Pearce

2015年6月8日から12日まで開催されるAppleの開発者向けイベント「WWDC」でiOS 9が発表されると予測されていますが、9to5Macが伝えるところによると、iOS 9は初代iPad miniやiPhone 4sといった過去のデバイスにも最適化されるようです。

iOS 9 & OS X 10.11 to bring ‘quality’ focus, smaller apps, Rootless security, legacy iPhone/iPad support | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/05/22/ios-9-os-x-10-11-to-bring-quality-focus-smaller-apps-rootless-security-legacy-iphoneipad-support/

Report: iOS 9 will be optimized for older devices, including iPhone 4S | Ars Technica
http://arstechnica.com/apple/2015/05/report-ios-9-will-be-optimized-for-older-devices-including-iphone-4s/

iOS 7やiOS 8はiPhone 4sなど過去の端末に最適化されておらず、iPhone 4sにiOS 7をインストールすると全体的に処理速度がぐんと遅くなり、iOS 8をインストールした場合に至ってはさらにレスポンスが悪くなるなどの問題が見られていました。しかし、iOS 9では「最新端末と同じフルバージョンのOSではなく、骨組みとなる機能だけで構成したOS」のようなものを古い端末にインストール可能になる見込み。そのため、古い端末を使っている人は原理的にいくつかの機能が使えなくなりますが、APIの変更やセキュリティアップデートなどは利用できるようになります。


このほかiPhone・Mac向け新OSは、新機能として家電や家の鍵を管理できるHomeKit向けアプリが開発されていたり、フォントがApple Watchと同じになったり、複数アプリを同時に表示する機能が搭載されたりすると見られています。

また、安定性を実現するために「Rootless」という新しいセキュリティ機能を搭載予定。Rootlessは管理者権限を持つユーザーであってもAppleによって保護された特定のファイルにアクセスできなくするもので、いわゆる「脱獄」行為が行えなくなると考えられています。さらに、信頼性の低いワイヤレスネットワークに対しては暗号化した接続を行う「Trusted Wi-Fi」という機能が搭載され、iCloud Driveを利用したメモ・カレンダーアプリのセキュリティ強化も図られるなど、安全性を重視した全体的なセキュリティ面の強化が行われるようです。

アプリ開発に関することとしては、プログラミング言語のSwiftがバージョン2.0になる計画もウワサされており、コードライブラリがOS X 10.11とiOS 9にプリインストールされるため、アプリの容量を小さくして少ないデータ量で電話回線からアプリをダウンロードすることも可能になるとのことです。

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