Googleのストリートビューであの「ネッシー」を探索可能に
By Wikipedista:StaraBlazkova - Wikipedie
20世紀最大の都市伝説として今なお語り継がれる未確認生物「ネッシー」が目撃されたことのあるネス湖が、Googleマップのストリートビューに追加され、誰でも思うがままにネス湖を見回れるようになりました。
Google Lat Long: Myth or monster? Explore Loch Ness with Street View
http://google-latlong.blogspot.jp/2015/04/myth-or-monster-explore-loch-ness-with.html
ネス湖でネッシーの目撃報告が初めてあったのは、1934年のことです。ロンドン在住のロバート・ケネス・ウィルソン医師がネス湖に出現したモンスターのような生物を写真に収め、イギリスの新聞デイリー・メールに投稿。医師が撮影したということで、未確認生物が写った写真は「外科医の写真」と呼ばれ世界中で話題になり、写真に写っていた生物はネス湖にちなんでネッシーと名付けられました。ネッシーが恐竜のようなシルエットをしていたことから「首長竜の生き残り」「現代に至るまでに進化した恐竜」などさまざまな臆測が飛び交いましたが、写真に写っていたのはおもちゃの潜水艦にネッシーの首の模型を取り付けたものだったと結論づけられています。
そんな「ネッシー」または「ネス湖の怪獣」は今なお語り継がれており、初めて目撃されてから80年以上が経過した2015年現在でもインターネットでの検索数はかなり多く、その数はエリザベス女王の公邸であり観光地としても世界的に有名な「バッキンガム宮殿」より検索数が多いほど。Googleはロマンあふれる伝説の誕生81周年を祝して、ストリートビューにネス湖を追加し、誰でも思うがままにネス湖を見回れるようになりました。
ボートにストリートビューの全方位カメラをのせて撮影した画像の他に、ダイバーの協力を得て水中からの視点も体験できるようになっています。ネス湖はドロが多く、透明度が低い湖であり、「ネッシーがどこかにいるかもしれない」と想像できるようになっているわけです。
なお、ネス湖のストリートビュー撮影風景は、以下のYouTubeで公開されています。
Explore Loch Ness in Google Maps - YouTube
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