Apple Watchはどれくらい頑丈なのかハンマーやドリルで検証するとこうなる
いよいよ2015年4月10日から予約および店頭展示が開始された「Apple Watch」は、Apple初の腕時計型端末というだけでなく、ディスプレイにサファイアガラスという素材を使用するという特徴を持っています。サファイアガラスは美しい素材でありながら非常に高い強度を誇るということで、iPhoneの修理を専門に手がける企業のiPhonefixedが、Apple Watchのディスプレイ部分をハンマーでたたいたり、石の壁にこすりつけたり、さらにはドリルを使ったりしてディスプレイの強度を検証しました。
Original Apple Watch Sapphire Screen Scratch Test by iPhonefixed - YouTube
サファイアガラスを採用しているのはステンレスチールケースのApple Watchと……
18KゴールドケースのApple Watch Editionの2モデルです。
画像の男性が手にしているのがApple Watchのディスプレイ部品で、これをコインやカギでこすったり、ハンマーでたたいたり、ドリルで穴を開けようとしてみたりして、ディスプレイの強度を検証しました。
まずは、小手調べにディスプレイをデコボコの石の壁にすごい勢いでこすりつけます。
続いては、コインで表面を力一杯ひっかきます。
間髪入れずにカギでこすったり……
たたいたりして傷がつくか検証。
「もういいだろう」と思ったのもつかの間、次に登場したのは研磨紙。
金属や木材を研磨するのに使用する研磨紙でディスプレイをゴシゴシ。
研磨紙でこすられた後に、一瞬だけディスプレイのみが写しだされるのですが、見た目には全く傷がついていません。
次はコインやカギといった生半可なものではなく、ハンマーで強度がどれくらいなのか検証。
ハンマーでコツコツとディスプレイをたたきますが、思いっきりぶん殴るわけではないので少し残念。
「ハンマーで思いっきりぶん殴らず残念」というこちらの思いをくみ取ったかのように次に登場したのはドリル。ドリルが高速で回転しながらディスプレイに当てられて、「いくらなんでもドリルには勝てないだろう」と思いましたが……
実験後にディスプレイをアップで見ると、向こう側がキレイに見えるくらい傷がついていないことが分かります。
角度を変えても傷一つついていないのは驚きです。
なお、スポーツタイプのApple Watch Sportはサファイヤガラスではなく耐衝撃に特化した強化ガラスを採用しています。
コインやカギ、研磨紙、さらにはハンマーやドリルを使った実験から、Apple Watchのディスプレイはかなりの強度を誇ることが分かりました。なお、サファイアガラスは、Apple WatchだけでなくiPhone 6およびiPhone 6 Plusのカメラカバーと指紋認証センサーのカバーにも搭載されています。
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in ハードウェア, 動画, Posted by darkhorse_log
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